座間

大阪に住んでいるRISが遊びに来た。
今度、転勤で福岡に戻ることになったので、交通費が安いうちに東京へ遊びに来たということらしい。
RISは鉄道会社に勤め、鉄道CGも作っている。

そこで、僕もCGを出品させてもらっているカーフリーデーに顔を出し、その後、大型カーショップのカレスト座間に行くことになった。

カーフリーデーとは、車ではなく、公共交通機関を使って、環境貢献しようという趣旨のイベント、
そこに車で行くのだから、喧嘩を売っているとしか思えないが、電車で行くと、その後の座間行きが猛烈に不便になるので仕方が無い。

より、道路の選択肢が増えるように、
RISを電車で家まで招き、そこから出発することにした。

RISは、「yu-riの家には泊まらない。ホテルを借りる」
とか言っていたのに、やはりyu-riの家に泊まっていた。

いや、むしろ、yu-riの家に見えるものは、yu-riの家ではなくホテルなのかもしれない。

朝起きたのは、予定よりかなり遅くなってしまったが、
RISも、寝坊していたので、時間に余裕が出来てしまった。

仕方が無いので、車を洗うことにした。
このところ、雨が多く、結構汚れていたのでちょうど良かった。
洗車が終わるころ、RISが到着した。

出発10時、予想通り、道は混雑していた。
しかも、あまりの道の混雑に、ついつい別の道に入り、更に渋滞してしまった。
道を変えなければ、30分は早く行けてたかも知れないけれど、渋滞するとどうしても道を変えたくなる。
おまけに、環状七号を使って湾岸に抜け、yu-riのすぐ脇を通るという、嫌がらせ寸前、いや、もろ嫌がらせのルートを辿る。
いや、偶然ですってホント

相変わらず、湾岸道路は空いていた。この道は、実にご機嫌に宜しい。
横浜に出る時には、ここから首都高湾岸線に乗るが、この道も美しく、実に宜しい

晴海通りを通って代々木公園を目指す。
と言うものの、実の所、車で都心に行くことは殆ど無いので、道がわからない。
緩やかな曲がり道を抜けると、見慣れた建物がででんと現れた。

国会議事堂だ。
あまりにも、突然出てきたので、不意を突かれたじろいでしまった。

社会の教科書や100円札で、何度も見たことはあったが、
いざ本物を前に出されると、心臓が止まりそうになるくらい威圧感がある。
こういう前の道はセンチェリーかプレジデントしか通っちゃいけないんじゃないか、なんて思ってしまい
シルビアで走っているだけで、職務質問されるかとびくびくしてしまった。
だって、そこの交差点曲がらなければ、国会議事堂の敷地に入ってしまうんだもん。
警官や警察署の前を通る時に、無駄に緊張したりしません?
それの大きい版

怖い怖いと思い、右に避けると、最高裁判所があり、門番があちこちをニラミつけていた。
怖い怖い

永田町を抜けると、青山
始めてくる土地なのに、まるで何度か走ったかのような錯覚に捕われる。
頭の中に、あのメロディーが流れてきた。 「あ、なるほどぉ」
緩やかな上り坂に入って見えてきたのは、お馴染みのSCEI本社
CGより、実物はガラスが反射してギラギラとした感じ。
気分は高鳴るが、渋滞では手の出し様が無い。

代々木公園が見えてきて、
向かいで神輿担ぎをやっていた。
福岡で神輿と言うと、道を占有してわっしょいわっしょいなるのだが、
東京は、道が広いからか、1車線だけで、わっしょわっしょやってた。

代々木公園は、とにかく広く、どこまでも公園があった。
福岡にも大堀公園という巨大公園があるが、こちらは、スペースの殆どが堀なので、陸地は小さい、
代々木公園は、鬱蒼とした林がどこまでも続いているかのようだった。

会場場所が代々木公園のどこであるかを調べずに、
公園に行けば分かるだろうと安易に考えた結果
広大な公園で、会場を探すのに右往左往してしまった。

会場は、思ったより賑わっていて、大々的なイベントで驚き。

今回は、鉄道CGの巨匠達が、カーフリーデーを口実に鉄道CGを展示するということで、
無理を言って、割り込ませてもらっている。

作品を2つ出し、
テーマとしては、一つは鉄道の旅の楽しさを主張するもの
もう一つは、車好きから見た、鉄道の魅力を主張するものを出品して見たが

豊かな自然を走る鉄道を描く、巨匠たちと比べて、
RISにも、まるでJRのポスターだ、なんて言われ
場違い感丸出しになってしまった。
おまけに巨匠達が、細かなディテールのコダワリを語っていたが、
僕の作品には、アンテナも、車輪も無いという体たらく。

一応、作品としては主張を盛り込めたと思うので、OKという事にはします。 そうします。 そうしてください。

実は、僕はこの巨匠たちと実際に会うのは今回が初めてで、
作品への拘りから、石原都知事のような、頑固な人が出てくるのではと身構えていたけれども、
実際に会うと物凄く気さくな人達で安心しました。

調子に乗って、CGカレンダー作成への参戦宣言までしちゃいました。 ははは 頑張ります。

横浜に行くのもあるし、10分ほど顔出すだけ、と思っていたのに、話が弾んで弾んで、3時間居てました。
それぞれに拘りもあったり、色々な体験談も聞けて面白く
また、何かの機会でたっぷりと話したいと思った。。

鉄道の話題に振られた時、コアな話題に付いていけなかったが、
RISが、そこは俺の出番とばかりにゴンゴンと対応していた。

会場には、電気自動車もあり、
実際に市販された、日産ハイパーミニも展示してあった。
軽自動車枠ながら、価格はGT-Rクラス。
それだけのことはあって、前日に見たe-comが張りぼて状態であったのに対し、ボディーや細部のディテールの完成度が高かった。

しかし、解説者はなぜか、suzukiの制服を来た人で、凄く感じが悪い。
どうやら、自動車メーカーで共同して、短時間使用の電気レンタカーのプロジェクトを進めているらしいのだが、
この、suzukiの制服を着た人は、他社から提供されているのが不満らしく、ハイパーミニの悪口ばかり。
正直、邪魔くさかったです。
販売台数の少ないですよ〜 とか椅子薄いですよ〜 とか 価格高いですよ〜 とか
嫌いなら、嫌いでいいけど、何も電気自動車を使おうという会場でSTAFFとして、悪口言うことも無かろうに、

挙句の果てに、これを買うくらいなら、セルシオを買ったほうがマシと、
訳のわからないことまで言う始末。
この人、電気自動車の魅力も知らずに電気自動車の解説やってるのかなぁ

そんな解説者がアッチがいいと言っていたのが、電気自動車式サンバー

共用パーツが多く、バッテリーも安価なものを積んでいるので、価格が200万円台とハイパーミニに比べ、
安く抑えられている。

たしかに、役所が導入するのに、サンバーは良い車だと思う。
荷物も載るし、修理も楽チンだろう。

しかし、自分で乗るとなると、やっぱり、ハイパーミニがいいな
サンバーは、まさしくサンバーでしかなく、外観は只の軽バンなのだ。
ベース車が70万円台で買える車だから、どのみち割高感は残る。
せっかく電気自動車に乗っているのだから、それを主張できるような車に乗りたい思う人は多いのでは
たとえば、トヨタもハイブリットのエスティマはベース車に比べ大胆な外観のモデファイが行われている。

サンバー、共同プロジェクトと違うようで、suzukiは関与していないから、suzukiの制服を来た人も許せるのだろうか。

suzuki社員を振り払い、展示パネルに目を移す
美しい写真や、息を呑むようなイラストなど、
レベルの高さを、ビンビン感じさせる。
品質の良い作品を見るのは、モチベーションをあげるのに役立つ。

3時間ほどカーフリーデーを堪能して、座間を目指す。


東京ICから東名に乗って町田ICまで行こうと画策
首都高に沿って進む。
しかし、ここで渋滞に遭遇
挙句の果てに東京ICへ移る交差点が、直進が立体交差、曲がりは左車線タイプの交差点になっており、
東名→の看板に沿って右車線を走っていたら、通り過ぎてしまった。 看板分かりにくい!

なんだ、かんだで、東名に乗ると、さすが東名、
かなりの交通量なのに、スムーズに流れる。
120キロで巡航、
年末の東京−福岡を思い出すと共に
今年の年末も、この道を通って福岡まで行きたいな、と思えた。

町田まで約10分。やはり東名は早い。

しかし、ポツリポツリと雨が降ってくる。
カレスト座間は屋外がメインなので、雨が降ると大変なのだ。

町田から座間までは、驚異的にも一度も間違えることなく行けた。
RISも地図に見慣れてきたようだ。

駐車場には、なぜかシルビアがずらりと並んでいた。
何かイベントをやっていたのだろうか、顔を出したかった。

RISはS14を探していたが、唯一あったのはAT後期ターボのみ、
MT前期NAを探していたので、これはパス。
座間はディーラー系だし、サポートもしっかりしている関係か、あまりやんちゃなモデルの低年式は置いてない。
スカイラインは33以降のみで、34メインだし35もいる、シルビアも14が1台あっただけであとはみな15
期末だからか、価格が大幅下落していて。SPEC-Rも安い。悔しい。

そんな中、マーチカブリオレを発見。
普通にお洒落なマーチが、カブリオレでさらにお洒落に

端にはブームの去ったクロカンが並んでいた。
サファリにランクルにパジェロ

親の車がサーフなRISはパジェロに興味を持っていた模様。

正直、僕はパジェロがそれほど好きではない。
クロカンと言って見るものの、日本の現状を見るとパジェロの装備は過剰に見える。
いざ、その走破性が必要な場所では、道も細く、車体サイズの大きなパジェロは入れなかったりする。
ということで、クロカンはジムニーが一番なんて思っているが、
ジムニーはジムニーワイドしか置いてなかった。

お互いに、自然にミニバンは避けた。
二人ともミニバンが嫌いなのだ。

ミドルクラスのセダンにも興味があったので、チラリと覗く
セドリックやシーマが並びかなりゴージャス、
これに乗れば長距離ドライブも楽そうだなぁ、誰か買わないかなぁ

もうちょっと、見ていきたかったが、雨足が強くなり、風邪を引くのも嫌なので、中に入ってしまった。
屋内は、パーツと新車が置いてある。

等速直線運動で、Zを目指す。
スポーティーなスタイルにブレンボブレーキ 羨ましい
エンジンよりブレーキを見てしまうのが、NAシルビア乗りの悲しい性

ブレーキ換えたいなぁなどと呟いてしまう。
残念ながら、座間ではベースグレードしか、実際に触ることが出来ず、
肝心のstは台の上で、触らないで下さい扱いされていた。
福岡ギャラリーでは実際に乗って機器の操作も出来たのに残念。

次にエクストレイル。
この車は、ホントに自分が買っても良いなと思わせたRV2台のうち一台(ちなみにもう一台はジムニー)
林道を行くのに必要充分な車高、
華麗さより実用性を重視した内装
汚れのつきにくいシートや、水洗いできるラゲッジなど、
本当に、山に登ってキャンプする人のことを考えているなと思わせる。
それでいて、高速も、気兼ねせずに使えそうだし。
スタイルも、パジェロやジムニーほどではないにせよ、タフな感じを見せてかっこいい。

ちょっと遠くのキャンプ地まで、乗って行ってキャンプする。
コンセプトが分かりやすくて良い
セダンのロングドライブも良いが、エクストレイルのロングドライブ&キャンプも面白そうだ。
行き当たりばったりで林道など走って見たりして、

RISはオーディオに凝りたいということで、オーディオを見て見る。
僕がオーディオを買った時と比べて、MP3対応の機種が俄然増えている。
WMAまで対応しているのも当たり前のようだ。
表示も漢字が当たり前になっている。
1DINサイズでありながら、2DIN並みの、ボタンを揃えている機種があったり
MP3の音質欠如を補正している機種があったりと、こっちが欲しくなってくる。
RISはウーハーが欲しいなんて言ってた。

そんな中、気になったのが松下のオーディオ
真空管の横にアナログ針で音量表示
凄くノスタルジックでありながら、MP3対応と必要な所は抑えている。

おそらく、真空管は飾りだと思うが、音域の豊かさは、ぱっと聴くだけでもすぐに実感できる。
実の所、同じような松下のアナログ針オーディオは、僕がオーディオを買う時にもあったのだが、
MP3に対応していないと言うことで、断念したのだ。

実際の所、似合う車はミドルクラス以上のセダンなのかもしれないが、
シルビアに入れてもいいなと思えた。

パーツを一通り見て、RISがエクストレイル試乗をしてみようという事になった。
しかし、販売員にその旨を伝えると、7時を過ぎてしまっているので、試乗で切る時間は終わったよとの事。
時計を見ると確かに、既に7時を過ぎている。
もっと早めに言って置けばよかったとチト後悔。

代わりに見積もりを取って貰う事にする。
実際に、RISがこの店で買うことは無いだろうが、
とりあえず、見積もってもらうことで、RISが後々、車を買う時でも、手順が掴み易いだろうし、
諸経費などの概要も分かるだろう。
実際、エクストレイルを買うことになれば、その時の目安にもなるだろう。

エクストレイルの欲しい理由をパカパカと話し、販売員をその気にさせる。
実際に欲しいのだから、これはリアルだ。

簡単に、販売員からグレードの説明が行われる。
個人的には、下位グレードにキセノンなどの数点のオプションが格安でつくStがよさげだと思ったのだが、
RISはバンパーがボディー同色であったり、専用シートのつく上位グレードでキセノンもつくXtをチョイス。
オプションも結構贅沢に盛り込んでいる。

そうなんだよなぁ、オプションって、冷静に考えると別に必要なさそうでも、
付けますか?って聞かれると、とりあえず、付けて見積もっておいて、となっちゃうんだよなぁ

前、キューブを見積もってもらった時に、オプションで価格が1.5倍に跳ね上がったのを思い出した。
しかし、出てきた価格は、それでもなお、諸費用込みで270万台

値引けば250万は狙えそうな香りがする。
この価格には驚いた。
新車のフルタイム4WDの本格SUV、上位グレード充実装備が諸費用込みで250万狙えそうなんだから。

と思ったら、向こうから、もし、40万引いたら今日買ってくれます?なんて言って来た。
もちろん、今日は買えないので、「まだ車種も決めきれてはいないから」、と適当に断ると

「40万は冗談ですよ」と言って来た、

しかし! あの顔は本気だった。買うといったら引いていただろう。

ただ、40万引きの裏技で、かなり形勢が不利になったので、上手く話しを切り上げて退散した。
あのトークは凄い。
もし、少しでも買う気があり、ホントに迷っていたら僕なら買っていただろう。
今回は大阪から遊びに来ていて、買いたくても買えない状況だったので助かった部分はあると思う。

時計を見ると10時を回っていた。
駐車場を出ようとすると、入り口がチェーンで封鎖されていた。
裏口を教えてもらって、そこから出る。

真夜中の雨、只でさえ嫌なシチェーションなのに、またしてもあいつが襲い掛かってきた。
ファブリーズの曇り(笑)
ガラスがどんどん曇ってきて、前が見えなくなってくる。
きちんと油膜落としを使わずに、磨くだけで誤魔化していたのが災いした。
目を皿のようにして、見えない窓の向こうを見る。
しかし、この曇りに惑わされ、重要な間違いに気付くのに遅れた。

道が全然違ったのだ。
原因は明確、裏口から出たがために、最初に、一個違う所で曲がってしまっていたのだ。
途中に幾度も看板があり、気付く機会もあったのだろうが、曇りで看板なんて見ている暇も無く、
行き来た時より、道の雰囲気が全然違うなぁ 逆向きで日が暮れたからか?なんて、適当に考えながら走ってしまった。
右往左往してなんとか、リカバリーできたときに、気持ちのゆとりから、この曇りの原因を考える余裕が出来た。

この曇り、いつもは発生せずに、夜の雨、しばらく走ると発生すると言う習性があった。
そこで浮かんできたのが


走行風
湿気
夜の冷たい空気


この4つの条件がそろった時、初めて曇りが出来ている。
そうか、外気導入しているとはいえ、エンジンルームをかすめてきた風では、熱気を持ち、室内は高温多湿になっている。
そして、窓ガラスは雨と風できっちり冷えている。

高温多湿の空気が、冷たい窓ガラスに当たって、曇っているのではないか?
そう思い、クーラーをガツガツン効かせると、効果絶大で、曇りがどんどんと消えていった。
これから、寒さが厳しくなると、クーラーもつけていられない。油膜取りを早く塗ろう。

湾岸に乗って帰ろうかと思ったが、もし、何かの理由でまた曇りが発生した場合、命の保証が無いし、
成り行き上、朝から何も食べていないという、飢餓的状態にあったため、
食事が取れる下道を走ることにする。
真夜中の登りだから、混雑もあるまい。

ということで、下道を北上したが、困ったことに食事を取れそうな場所が無い。
下道といえども幹線で、高架が多く店も建てられないのだろう。
結構回り道をして、東京のはずれのデニーズに向かった。

いやぁ、24時間ぶりに食べる食事はデニーズでも美味いです。
というより、ちゃんと食事しないといけなかったなぁ、
代々木公園の出店で食事をしていればよかった。

環七にのって、yu-riの家を目指す。
取締りが怖かったので、ゆっくり走っていたが、途中でNSXが追い抜いていったので、後ろを付いていく。
これならHシステムもわかるし、警察も捕まえるなら前から捕まえるだろう。

yu-riの家に着いたのが2時半。
デニーズで結構時間潰したし、道も間違えなければ、座間までは片道2時間くらいかな
渋滞なし前提で、

RISは、東京まで来て車の見積もりするとは思わなかった等といっていたが、
思いがけないことが起きるのが旅なのだ。
というか、サンシャイン60連れて行くとか言って連れて行かなくてスマヌ
通天閣に登って気を紛らわしてください。

Firespeed top