Google I/O2020 新型コロナウイルスによるリスクと軽減について考える

2020/2/23 1367hit

Google I/Oの申し込みが始まり、2月25日午後5時 には申込みが締め切られます。
ところが、今年は新型コロナウィルスに関する影響が懸念されます。
特に日本は2月に入ってからの影響が大きく、国内イベントの多くがキャンセルされるなか、先行きが不透明で25日までに今後の変化について予測するのは難しい状態であり、参加申込を迷っている人も多いのではないでしょうか。

注意

ここで記載する内容は2月22日時点のもので今後対応は流動的に変わっていく可能性があります。
また、内容についての一切は公式の情報ではなく、あくまで予測と推測に基づくものでありなんら保証されるものではありません。
あくまで参考としてご参照ください。
正式な内容については該当する場所にお問い合わせください。

キャンセル前提で申し込むことの是非

キャンセル前提でイベントを申し込むことについての是非については色々あるのですが、今回の件に限定して言えば、イベント運営側が新型コロナウィルスに関連するキャンセルを想定して許容するメッセージを発信していること、新型コロナウィルスがために参加できなくなるリスクは誰にでもあり一人だけが特別に高いというわけではないこと、個人の努力で解決できる問題ではないことなどを考えるとありかと思います。

考えてみた内容

今回は万が一イベントにいけなくなった場合に発生する負担とそれを減らす方法について考えてみようと思います。
いけなくなった場合の損失は多岐にわたると思いますが、

イベントチケット費
宿泊費
航空券

について考えます。

考えられる事態

考えられる事態として次のようなものが上げられます。

I/Oがキャンセルになる・参加に制限がかかる。
日本で感染が広がり米国の入国出来なくなる。
飛行機が飛ばなくなる

他にも参加者自身が感染するなど、色々ありますが、まずは上の3点に限定して考えてみようと思います。
I/O参加者向けの内容ですが他のイベントでも参考になるのではないでしょうか

I/Oがキャンセルになる・参加に制限がかかった場合

現状、I/Oは予定通り開催されるようです。
アメリカでは日本国内ほど、様々なイベントがキャンセルされる状態にはなっていないようですが、ヨーロッパではMWC2020などいくつかのイベントがキャンセルされている状況で、今後の状況変化には注意が必要です。
申し込みについて新型コロナウィルスに関して居住地の感染リスクに対して制限を設けていませんが、今後なにかしらの制限が掛かる可能性はあります。

この場合、おそらくイベントチケットは返金されるのではないかと思います。
宿泊費と航空券については、考える必要があります。

日本で感染が広がり米国へ入国出来なくなった場合

米国は他の国に比べて入国審査が厳しい国です。
日本の感染者の広がり次第によって日本からの入国が全面的に禁止されることはありえます。
この場合、おそらく航空券は払い戻しになると思います。
イベントチケットと、宿泊費については考える必要があります。
ただし、日本以外の航空会社を利用する場合や、発熱などの検査が厳しく行われ個別に入国できない場合、航空券も払い戻しがない可能性があります。

飛行機が飛ばなくなった場合

感染予防のために日本(あるいは中継国)からのフライトが認められなくなる。とか、渡航者が減り航空会社が減便などの可能性があります。
完全にフライトが認められなくなる場合航空券は返金になる可能性が高いですが、イベントチケットと宿泊費については考える必要があります。
減便だった場合、到着時間に変更が出てくる可能性があります。

それぞれの影響について備える。

イベントチケット費について

現時点で公式に発表されているイベントチケット費の返金については、4月15日までは理由を問わずキャンセルを受け付けるというものだけです。

4月15日の時点でイベントへ参加する是非について決定できるかは現時点ではわかりませんが、少なくとも現時点よりは判断できる材料が増えていると思われます。
そのため、最善の策としてはとりあえず申し込みを行い、4月15日に最終判断を下すということかと思います。

4月15日以降に事態が急変しイベントへの参加が不可能になった場合については、ダメ元で交渉という形になるかと思います。

なお、上記の関係で、4月15日以降に繰り上げ当選が例年以上に多く発生する可能性があります。 I/Oで落選通知があった場合も直前(1週間前とか)に突然参加OKの連絡が来る可能性があります。

宿泊費について

宿泊費については、キャンセル可能な宿を抑えるというのが一番だと思います
宿泊のキャンセルについては直前まで可能な宿と、一切不可能という宿の大きく2つに別れますが直前までキャンセル可能な宿であっても渡航が不可能であることが確定したら出来るだけ早めにキャンセルの連絡を入れるようにしてください。

上記で書いたとおり、今年は直前で参加OKとなる人も多くなることが想定され、その人達へが宿を確保できる可能性が高くなります。
また、キャンセルが遅れるほどホテルに大きな損害を与える可能性があり、そのようなホテルが今後返金不可なポリシーに変更すると今後の参加時に困ることにもなります。

返金不可な宿をとった場合においても、渡航が難しくなった段階で早めにキャンセルの連絡を入れるようにするといいです。
ホテルとしてもキャンセルの連絡が早ければ損失を最小限に抑えられるため特別に一部返金に応じてくれる可能性もあります。

複数人で金額を折半し相部屋をしようと思っている人は、参加者のうち一部の人が参加できなくなった場合、全員が参加できなくなった場合の両方でキャンセルポリシーを事前に決めておいたほうが良いです。

例えば相部屋予定の一人が発症したり会社の指定などで参加できなくなった場合に、イベントに行っていないのだからお金を出すのは嫌だと考えるかも知れません。
一方で残った人たちは折半する人数により宿泊費が大きく変わるので突然のキャンセルは経済的に負担が大きくなります。
後で揉めるより最初に決めておいたほうが良いです。

航空券について

航空券に関してはいくつかの選択肢があります。
大きく分けて、変更可能な航空券を取るのと 直前で航空券を取る方法です。

払い戻し可能な航空券を取る

航空券はチケット区分によって払い戻し可能な度合いが異なります。
例えばANAの場合、Super Valueは払い戻しが一切不可能、ValueとBasicは払い戻し可能です。
とはいえ、Super ValueとValueの価格差が6万円程度あること、払い戻しには返金手数料3万円が必要なことを考えると結構微妙な選択とも言えます。

一方で、比較的海外の航空会社は払い戻しが緩めに設定されていることが多いです。
例えばEVA航空の場合、一番安いエコノミーベーシックでも返金手数料2.4万円で払い戻しが可能。
エコノミースタンダードなら1.2万円、エコノミーアップなら0.6万円の手数料で払い戻しが可能です。
また、払い戻しではなく日程の変更であればエコノミーベーシックは手数料が1.2万円、エコノミースタンダードは0.6万円、エコノミーアップなら無料になります。
I/Oは諦めても別のイベントへの参加を目指すのであればありな気がします。

エコノミーベーシックとスタンダードのどちらを選ぶかは、価格差が約4万円でマイルの付与率も違うし、座席指定が無料になるなどの差もあるので割と悩ましい所

なお、ANAをふくめ航空会社によっては当人の体調不良においては特別に払い戻しを認めていることもあります。
それと、返金不可能な航空券をとった場合でも空港利用料や税金(数万円くらいになる)は返ってくることが多いので必ずキャンセルの連絡をするべきです。

直前で航空券を取る

ややリスキーな手法ですが、航空券を取るのを遅らせるという方法もあります。
以前であれば航空券は早い段階で取ると安く、遅くなるほど驚くほど高くなるのが一般的でしたが、最近では航空会社によっては需要量に合わせて料金が調整され逆に安くなることもあります。
去年の例でいうと1月末に比べて4月に予約したほうがEVA航空とキャセイパシフィックでは料金が逆に下がっているほどです。

言うまでもなく、航空券を取らない限りは払い戻しの心配や手数料を考える必要もありません。

予定の変更に備える

キャンセルまでにいたらなくても、減便にともない飛行機が変更されたり、審査が厳密化され乗り継ぎや入国に時間がかかることもありえます。

今年に関しては次のことに特に注意したほうが良さそうです。

到着時間は早めの時間にする。

入国審査は例年より厳しくなることが考えられます。
一般的に到着時間は遅い時間ほど前の混雑が後ろに響き入国審査に時間がかかるようになります。
また、到着時刻が遅くなると 夜間に宿泊施設まで移動が必要になりなにかと面倒が増えやすくなります。
午前の早い時間に到着する便をおすすめします。

乗り継ぎ時間は長めにする

乗り継ぎ時にも検査が行われることがあり得るので通常時より乗り継ぎ時間を長めに持っておいたほうが良さそうです。

とくにアメリカ国内やカナダで乗り換えを考えている場合、乗り換え時に入国審査まで行うため大幅に遅延する恐れがあります。

ご自身が発症した場合

言うまでもなく、躊躇なくキャンセルするべきです。
長旅の疲れなどで重症化すると現地で隔離されるリスクなど大変なことになります。
海外では日本ほど医療機関とコミュニケーションを取りやすくはないでしょうし、特に米国は医療機関が高額です。

保険について

今回に限ったことではないですが、海外旅行に行くときは保険をかけることをおすすめします。
注意が必要なのがクレジットカードの保険を信じて保険をかけない人がいるのですが、殆どの場合クレジットカードの保険は 新型コロナウィルスに対しては力不足 です

なぜなら一般的にクレジットカードの保険は疾病治療に対する保証の限度額がかなり低いのです。
例えば三井住友VISA ゴールドカードを例に取ると、最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険とあり、これならクレジットカードの保険だけで大丈夫 というように見えますが、詳細をよく見ると5,000万円でるのは傷害死亡・後遺障害の場合だけであり、そうでない場合1疾病の限度額は300万円までであり、全然足りません。

t@bihoのような疾病治療につよい保険を別途契約することをおすすめします。
t@bihoの場合、細かいカスタマイズが可能で、クレジットカードの保険が強い死亡や後遺症時の補償を削れば、疾病治療を1億円とかにしても2,000円程度で保険をかけることができたりします。

また、t@bihoの場合、旅行がキャンセルになった場合に保険をかけることもできます。
やや掛け金は上がりますが保険が降りる条件は 3日以上の入院や感染症による隔離なども含まれていて、最大30万円までの保険をかけることができます。

2/24追記

保険についての追記

保険については各自の条件や旅程によっても異なるため、あくまで参考ですが、私の場合は次のような構成を考えています。


死亡と後遺障害をなしにしているのは、私の持っているクレジットカードで補填できそうだから。
もちろん、保険は別々に下りるので二重に入っていて悪いわけではありませんが、その分掛け金が大きく変わってくるので私はなしにしました。
治療救援費用はいくらあれば安心とは言えませんが入院が長期化する可能性があること、5000万円のときと掛け金の差額が70円しかないので最高額に設定しています。
緊急歯科治療と個人賠償責任、航空機預託手荷物遅延、弁護士費用等、テロ等対応はいずれも掛け金が少ないため最高額を設定
航空機遅延は掛け金が高い割に支払金額が1万円なのでパス。
旅行キャンセル費用と中断費用はともに10万円を設定しています。 これは航空チケットの補償を想定しています。(I/Oのチケットは補償対象外となる可能性があるため今回は除外。
宿泊施設の返金額はどうなるか不透明ですがAirBnBだと支払われなさそうな可能性があるため除外しています。

掛け金が510円で補償額が10万円なので、おおよそ1/200の確率以上で旅行ができない・中断になりうると予想すれば入っていたほうが得な気がします。



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