Google I/O 2016渡航記 I/O 2日目編

2016/6/9 2477hit

今日も英語ラジオで目覚めです。
以前自宅でラジオ目覚ましを使っていた時は電源がつくときのリレー音が響いてそっちで目覚めてしまうことが多かったのですがこの目覚ましはそういうこともなく音量がじわっと上がってきていい感じです。

朝方、今日は寒くなるから厚着してこいよ ってメールがGoogleから届く。
ほんまかいなと思いながらも下着を重ね着しておきます。

昨日はブースをメインに回ったので今日はセッションをメインに回ろうと思います。
今日はWearのセッションも多くて楽しみです。
話を聞くと昨日はセッションにかなり並んだけれど入れなかった人が多いそうです。
参加者の割にキャパシティが足りていなかったのでしょう。
Google I/Oでは例年(特に去年)キャパシティ不足が問題になっていましたが、今年も同様なようです。
特に初日のセッションは皆やる気にあふれているのでセッションへの参加者が集中する傾向にあるようです。
どのセッションが自分にとって絶対に見逃してはいけないかというのを決めておいてどれに参加して、どれは捨てていいかを予め決めておくほうが良いと思います。

私の場合、Androidの新技術と特にWearのセッションについて集中しようと決めていました。
それ以外は最悪YouTubeで見ればいいのでブースを回ったり、他の人と話す時間、次のセッションに参加するために並ぶ時間に割り当てることにしました。

昨日はWhat's new Androidについては巨大なアンフィシアターでの開催、Autoに関しては比較的大きなブースの割に参加している人が少なく余裕で座れたのでよかったのですが、今日は朝1のWear2.0についてのセッションを聞くので万全を期して今日もまた7時のバスで移動します。

アンフィシアターの前で待たされた昨日と違ってセキュリティゲート前の道路で待ちます。昨日より寒いのは寒いのですがやはり直射日光が当たる部分は暑く、日本のような底冷えをする感じではありません。

朝食のメニューは昨日と変わりません。多くの人は甘いドーナツを狙っていましたが、私は昨日美味しさに気づいたベーグル目当てです。人気が少ない分獲得は容易。

ちゃちゃっと朝食を済ませたらブースへ向かいます。
ブース付近では屋外で椅子に座ってPCを開いている人たちが居ました。屋外で作業を行う姿は日本ではあまり見かけないですが、アメリカではまぁまぁ見る気がします。しかし、この強い直射日光下においてノートパソコンの液晶画面がちゃんと見えているのだろうか不思議です。


セッションが始まるのが9時からなので待っているのですが、昨日とくらべて風が冷たくなっている気がします。
一方で直射日光を受ける側は直射日光を受けてとても暑い。

セッション

What’s new with Notifications in Android N and Android Wear 2.0

Android Wearの話かと思ったらAndroid Nの話も半分入っていました。
WearのフィードバックがNにも反映されている話からスタートです。
Androidはとても早い時期からNotificationに力を入れていて、バージョンアップごとに機能が追加され続けていますが、今回のNではアプリを起動せずにNotificationで操作を完結する部分、情報を管理する部分に力を入れてきました。
Notificationの最適化はWearの最適化にもつながるのでこのセッションでNとWearをまとめたのは重要なGoogleからのメッセージだと思います。
Wearの話で言うとMaterial Designが新たな形で採用されて通知が全画面表示になりました。
既存の通知はごちゃごちゃして見やすさの面でも美しさの面でもイマイチだったので地味ながら嬉しい。
操作が上下左右だったのが上下方向に統一されたのは使い勝手の面でどうなのか実際に試してみたいところです。


What's new in Android development tools

アンフィシアターの広大な画面でのライブコーディングは迫力満点。会場が広いのでセッションに入れないということもなくて良かったです。
しかし、地味なコーディングを大画面で行うのはなんともミスマッチで面白いですね。一度あんな画面でコーディングしてみたいものです。
Androidの新技術自体は開発者向けプレビューで紹介されていることがほとんどだったので驚きは少なかったのですが、開発ツールは新しいUIデザイナーなど魅力的な内容が多かったです。


What’s new in Android Wear 2.0?

Wear2.0ではついついキーボード入力に注目が行ってしまいそうですが、もっとも重要なのはComplications APIだと思っています。
これにより、ユーザーが導入したあらゆるアプリが、ユーザーが選んだあらゆるWatch Faceと連動する。
出来る操作が限られているスマートウォッチにおいては眺めるだけで完結するWatch Faceにどれだけの情報をどのように表示できるかが重要です。
例えばSonyのSmart WatchではアプリがAndroidのホームスクリーンウィジェットのような機能があり、それらを組み合わせることでWatch Faceを作ることが出来ました。
この機能は当初は存在せずバージョンアップで追加されたのですが、この機能が追加されて天気予報や温度をスマートフォンを開くこと無く確認できるようになりWearの使用率がまるで変わるほど便利になりました。
一方で見た目に関しては複数のアプリが並んでいる状態になってしまい、おしゃれとは言いがたいという問題がありました。
Complications APIはデータ提供元はデータのみを提供し、最終的な描画をWatch Faceが描画することでWatch Faceの世界観を潰すこと無く情報のチラ見を実現できそうです。


日本人大集合

今日のお昼は日本人大集合です。
今年はI/Oに参加している技術者が7,000人にもなるとのことで日本人も多く参加しています。
ランチタイムに日本人で集まって集合写真を撮るというシンプルなイベントですが、今年は50人以上が集まって記念写真を撮影しました。
I/O折り返し地点でこれまでの流れや空いているセッションの情報交換などが行われました。

午後のセッション

Android Wear 2.0: Making Watch Apps more Standalone

Android Wear 2.0ではStandalone機能が追加されました。これまではアプリをインストールするにはスマートフォンにホストアプリを入れてホストアプリの中に入っているWearアプリをWear端末にインストールするという仕組みで、通信を行うにもWearはスマートフォンと通信を行い、スマートフォンが外部通信を行っていましたが、StandaloneではWi-Fiやスマートフォンを中継するなど、様々な理由で利用して直接Wearアプリが外部と通信することが出来るようになります。
しかし、この機能で一番大切なことはWearからアプリをインストールできるようになるということ、さらに言えばiOS端末と接続されたウェアラブルでもアプリをインストールして機能拡張できるようになったことでしょう。
1 Wear開発者としてとてもワクワクさせられます。
現状ではLG Urbane 2nd Edition LTEとHuawei Watch、あとはエミュレーターのみが対象で、私が使っているMoto360やSamsung Gear Liveはまだ対応していないそうです。
今までAndroid Wearのバージョンアップはメーカーによらず即座に行われていたので、これが切り捨ての始まりなのかちょっと心配です。
さすがに、両端末とも登場後2年近く経っているのでそろそろ買い替え時期でしょうか。

それにしても2.0は随分デザインが洗練されましたね。
通知カードはAndroid Wearが登場した当時の2年前の時点で古臭く感じていたので今回の変更点は随分好印象です。



Android high-performance audio

Androidではパフォーマンスの高いオーディオアプリを作るのは困難だけれど、ハードウェアをきちんと選びつつコーディングをしっかり行えばDTMクオリティのオーディオアプリが作れるという話。
コードを例に観客にどのコードが悪いのかを問いかけるスタイルで、一人の観客がバシバシ答えていくという愉快な状況に。
言い換えるとハイパフォーマンスオーディオの解決策が存在していながら伝わっていないことを表しているといえます。
難しい話ではなく、すぐに始められる話がメインなのでオーディオアプリを作る人は必見。


Android Auto

今年もAndroid Autoのブースが出来ていました。去年の話では去年中にAndroid Auto対応車が日本でも出ると言っていたのに未だに出てこないので質問してきました。
音声認識の精度が中々上がらずに製品レベルに達しておらず、調整中とのこと。

Autoの新技術である無線部分についてはやはり仕組みとしては映像を送り続けているだけらしく、実装レベルもまだ研究段階ですぐに対応できる話ではないとのこと。

ということでトータル的に見てもこのままではAndroid Autoは短命に終わりそうな感じです。


本命のAndroid in Carについても今後すぐに発売されるものではないようです。
スマートフォンをプロセッサーにして自動車側をシンプルにするAndroid Autoの発想は製品ライフサイクルからいうと適切に思えるのですが、車載コンピューターのパワーがスマートフォンを大きく上回るようになり、かつスマートフォンの進化が停滞している現状でどちらが正解になるでしょうか。


なぜか会場の中央で皆がフラフープを始めていました。
私もフラフープを体験したのですが久しぶりに回すと中々回せないですね。
それにしてもこの外聞を気にせず遊びまわる感じはまるでヒッピーのようで改めてGoogleって西海岸の会社だなぁと実感。


APAC Dinner

本日の夕方はAPAC(アジア太平洋)のGDGコミュニティーによるパーティです。
写真をのせることが出来ないのですが、アジア人同士で食事を楽しみながらゲームをや話し合ったりしました。
当然言語は英語なのですが、アジア人同士だと英語が聞きやすくなるのが不思議。やはりアジア人特有の発音とかが有るんでしょうか?

ところで様々な国の人から「Love Letter」という1995年の邦画について知っているか?と聞かれました。
「お元気ですか?」というセリフが特徴的らしくて、お元気ですか? お元気ですか?って言われました。
日本でそれをやるとプロレスラーのモノマネに思われるよ と言ったのですが伝わっていないようでした。

あと、インド映画はやたら推奨されました。

After Party

After Partyに参加するために、I/O会場に戻ります。


同時に日が沈んでかなり寒くなってきました。昨日と比べてかなり温度が下がっているようです。
暖かくなるにはお酒を飲んで踊るしか無い!?


ただでさえ華やかな印象がある今年のI/O会場がAfter Partyで色とりどりに電飾され更に派手になっていました。
照明が原色ばかりで異様な雰囲気に


昨日のAfter Concertがアンフィシアターを中心としていたのに対してAfter Partyは会場全体がパーティー会場になっていて、今日のほうが規模が上。

そして会場のあちこちで展示が行われています。
やたら3Dっぽい恐竜とか


ライトアップされた草とか


休憩部屋


なぜか随分とひっそりとした場所に展示されているゲームセンターコンソール。


ライブも行われていました。


オーディオ周りはWeb Audioで行っているようで、PCはChromeBook Pixelの第二世代が使用されていました。


踊っているというかトランスっているというか


やたらデカイワーゲンバスも電飾されて派手派手、LEDが7色に輝いています。


車内に入れるようになってました。
ワーゲンバスなのに2階建て


運転席に入りました。
謎のメーター類。

ハンドルは水平に寝てました。タイヤとの位置関係を考えるとこうなりますよね。


I/Oロゴマークもライトアップされていました。
食事も美味しいしお酒も充実していていい感じです。I/O3日とも食事のクオリティが上がってくれると良いのですが



結局最後のバスでホテルに帰りました。
帰りのホテルでレンズフードがなくなっていることに気づきました。
もともとI/Oに行く直前に開封したくらい使っていなかったのですが、どこに置いてきたことやら


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