ZenFone2レビューその2

2016/3/14 2962hit

前回の周辺機器レビューに引き続き、今度は本体のレビューを行っていきます。

持ちやすさはギリギリ

本体サイズは最近のスマートフォンの流行に従ってやや大きめ

全幅はNexus6pよりやや小さいくらいです。

ただ、厚みはかなりあって持った感じで言うとNexus6に近い印象を受けます。

縦横で比較すると5mmほどZenfone2のほうが小さいので見た目は一回り小さく見えるのですが、逆に厚みは僅かにZenfone2のほうが分厚い。
そして、丸みを帯びた背面はまさにNexus6のそれと完全にキャラクターがかぶります。

Nexus6と同様に持ちにくく感じる原因の一つに側面の断面形状があります。

Nexus5は背面に比べて液晶側が僅かに狭いデザインになっています。そのため背面側が一番幅が広く、手に持った時に背面側が指に引っかかるようなデザインになっています。

親指の角度に注目、端末を手のひらに引っ掛ける感じでホールドできます。


それに対してZenfone2やNexus6は液晶側が一番幅が広く、背面側は面取りされていて指が引っかからないデザインになっています。そのため、指が引っかからず端末が滑り出さないようにするためには指を内側に曲げて引っ掛ける必要があります。
特に画面の端をタップするようなときに指の長さが足りず持ちにくく感じます。

このため、寸法以上に持ちづらく感じてしまいました。

更に問題なのが背面が丸いため、指が滑った時に指が背面をなぞると丸い部分によって指が端末を弾き飛ばすような形になって勢いよく端末が飛んでしまい、そのまま端末を落としてしまうというケースがよくあるように思います。(Nexus6ではなれるまでよく多発しました)
ただ、幅僅かに狭いおかげでNexus6に比べると遥かに持ちやすく、ぎりぎり及第点。
ほぼ同じ幅のNexus6pよりは持ちづらく感じました。
もし、ZenFone2やNexus6ユーザーの人は試しに上下反対、液晶を手のひら側にして持ってみてください。かなり持ちやすさが改善されることがわかると思います。 その状態で親指を端末の端っこのように近寄せていくと、端末をぎりぎり支えられる指の位置がかなり違うことに気づいてもらえるかと思います。

ギリギリ端末をホールドできる状態まで指を引っ込めた状態
液晶を上にした時は指が第二関節の先にある肉を全部使って引っ掛ける感じ


液晶をしたにした場合は指先の丸くなる直前の部分に引っ掛けてホールドできる。


この状態で指が滑った時に、通常の持ち方だと、結構ひやっとするほど端末が跳ねるのが分かるかと思います。
液晶が手のひら側に有るときはそこまで気になることはありません。

持ちやすさで気になったのはもう一点、本体カバーと本体のつなぎ目がやや尖っていて持った時にチクチクと腕にささって気持ちよくありません。
しかも、これも画面側が出っ張る形になっているので、チクチクする割に引っかかりにもなりません。
当然ミドルハイの価格帯であるNexus6やNexus6pはこの辺りの作りがしっかりしているのですが、Nexus5でもここまで酷い加工精度はされておらず、全体的に値段の割に安っぽさを感じさせないZenFone2の中にあって唯一「チープ」と感じさせてしまうところ。
現時点では借り物なのでやりませんが、正式に受け取ったらヤスリがけでもしようと思います。

重量においても、正直重たいです。 持った瞬間ずっしりと来ます。
スペックで言うと170gでNexus6pに近い重さですが、不思議と体感的にはNexus6pよりも重たく感じ、更に重たいNexus6と同程度の重さを感じます。

優秀な画面サイズ

持ちやすさの点では改善して欲しいところがいろいろとあったのですが、このサイズとしてみた場合に画面サイズの広さは魅力的です。
左右の縁こそ最近のスマートフォンにしては太めですが、上下の液晶画面に関しては本体サイズに比べてかなり広い。
画面サイズで言うと高さが5mm以上長いNexus6pと同等。しかもNexusシリーズはディスプレイ内にホームボタンやもどるボタンが表示されるのに対してZenFone2では独立したボタンが有るため、ホームボタンやもどるボタンを差し引いた大きさでいうとNexus6に近い高さがあります。
画面の縦幅はソフトウェアキーボードが表示されても本文が隠れにくいなどメリットが大きいので文字入力が多い人やWebサーフィンメインの人などにとってはかなり嬉しいです。

画面サイズの比較、左からNexus5、ZenFone2、Nexus6p、Nexus6
ZenFone2はNexus6pよりもだいぶ上下が狭いにも関わらずNexus6p以上の情報量が表示できてNexus6並なのがわかります。
特にNexus6pと比べて画面下側の縁が狭くソフトウェアキーボードが手元に近いところにあるのが嬉しいつくり。


筐体のデザインでいうと、Nexusより高級志向なのが見て取れます。
ヘアライン加工風の模様や鏡面加工が目立ちます。
ただ、風なだけで実際のところはプラスチック筐体です。
金属風のボディですが、触った感じはヘアライン風の加工もあってかサラッとしていてどこか紙のような触り心地です。


意外と嬉しいのが音量ボタンの位置。 LGなどでもお馴染みの本体真裏 真ん中に設置される仕組み。
この位置だと本体を持った時に自然と指の位置に音量ボタンが来るので探さなくて良いのと、左右側面にスイッチが一切ないので本体を持った位置が悪くて音量が変わってしまうみたいなトラブルとも無縁。
カメラレンズの位置については人によって指がかかってしまうかもしれません。

本体で嬉しい点で言うと、最近の端末にしては珍しく裏蓋が空きます。
このおかげで工具無しでSIMカードやSDカードの差し替えができます。
なぜかバッテリーに関してはチラ見せ状態になっていて交換することは出来ません。


取り外した蓋はかなり分厚いですが、NFC用のアンテナが有るほかは特に何もないプラスチックの板です。
これ本当に分厚くて蓋を取り外した状態だと、薄型携帯とは言わないにしても、分厚すぎる という印象はなくなります。(ついそのまま使いたくなりますがスピーカーがむき出しになるためおすすめはしません)

SIMカードは2枚入るタイプです。 残念ながらLTE対応なのは1つだけでもう一つは2Gの通話用。日本では使用することが出来ません。主に新興国向けの仕様だと思いますが、今時新興国でも3Gが増えてきていることを考えると裏面含めて実に贅沢というか、無駄の大きな設計のようにも見えます。
今時nano SIMではなくMicroSIMなのは個人的に嬉しい仕様でした。

それでは次回は実際の仕様レビューをしていきたいと思います。

前:GoogleI/Oの公式サイトに載っていないこと  次:開発者向けAndroid Nの情報 API概要

関連キーワード

[Android][モバイル][物欲][IT]

コメントを投稿する

名前URI
コメント