PC用バックパックThule Paramountショートレビュー

2015/10/26 4184hit

Thule Paramountデイパックを買ったのでどこまで詰め込めるのか試してみました。

今まで使っていたのはPorterの肩掛けバッグ。
完全にビジネス用途向けで、お硬い場所へ行くのもなんの問題もないデザイン。
軽い雨ならちゃんと防水してくれるし、そこそこプロテクト効果もあって使いやすい。
MacBookAirを入れるとこんな感じで、左右前後はプロテクトしてくれます。


しかし、肝心の底面にプロテクターがなく、布一枚挟んで地面です。
MacBook Airを入れると重さでかばんの形が歪んでMacBook Airのカド部分が外から分かるような状態に。 これはまずい


さらに最近MacBook AirをMacBook Pro retina15インチに買い換えて肩掛けでは重さを感じるようになりました。

サイズ的にはバッチリなんですが


書類をいれることを想定した作りということもあって、ACアダプターやスマートフォンを入れるとすぐにパンパンに膨れ上がってしまうこともマイナス。

そこで登山用のバックパックに変えたところ、たくさん荷物は入るし、体感重量は減るしで凄く楽になりました。
ところが、登山では軽量化が優先されるので缶詰やテントのようなそこまでプロテクターが必要ないものはとりあえず運べればよくて。
衝撃に弱いものは寝袋などで囲む。防水が必要な物はジップロックに入れるという感じで、プロテクターが必要な物を荷物全体を使って最小限守るという発想でバックパック自体にプロテクター効果がありません。
実際、カメラを入れていたところ、液晶が割れてしまったり、防水がないので雨が降ると途端に行動に制限がかかるという感じで割りと不便でした。
収納容量も大きいのですが、寝袋や鍋のようなかさばるものが入るようにだだっ広く、ACアダプターを入れておくスペースみたいなものもありません。
ということで、ちゃんとしたPC専用のバックパックを買うことにしました。

候補になったのは
Amazonベーシック デジタル一眼レフ/ラップトップ用 バックパック

Amazon BasicはUSBケーブルが使いやすかったのでかなり印象が良かったのと、開けると内装が派手なAmazonカラーなのが面白そうなこと、PC収納スペースと別にカメラ用関係の収納が充実していて小物が多いスマートフォン収納にも役立ちそうな所がポイント。

値段もかなり安いので多くを求めなければこれで良さそうです。


もう一つがThinkPad プロフェッショナル・バックパック
ThinkPadブランドのバッグというだけでも面白いのですが、背中側に隠しポケットがあって財布やパスポートのような貴重品を収めておくスペースが有るのが魅力。
これであれば海外でよくあるスリやカッターで切って中身を取ってしまうみたいなものからもプロテクトできます。
値段が安いのに、ビジネスでも通用しそうな落ち着いたデザインやトラックポインターを意識した赤いアクセントもオシャレ。
ノートパソコンのプロテクトもしっかり考えられており本体が周辺に接触しないハンモック構造を採用。
ターガス社のOEMということで、ちゃんとしたメーカーの製品なんですが値段もかなり手頃

物珍しさともともとThinkPadが好きだったことも有り最初はこれに決定


が、届かない。
注文がうまく行っていなかったのか、なんなのかわからないですが、一ヶ月待っても商品が届かないので、これは縁がなかったのだろうということで別のバッグを探すことにしました。

そんなときに見つけたのがカズちゃんねるのこの動画

そしてそこからリンクが貼られていたうしぎゅーさんのBlogオマスキャ

あ、なんか良さそうということで、こちらをポチってみました。


かずちゃんねるやオマスキャのサイトではおしゃれさが評価されていましたが、個人的に感じた魅力はそこではなく、外向けに開かれたポケットが少ないということ。
私結構おっちょこちょいなので、気がついたらバックパックのチャックが開いたままだったということが何度もあります。

PC用のバックパックはチャックの数が増えるので余計にそういうことが増えそう。
その点、このバックパックは大きなフラップがあるので、側面のチャックさえ気をつけておけば開けっ放しになってたということを防げそうです。

ということで、届きました。

第一印象は軽い! でかい!
見た感じもっとずっしりしているのかと思ったのですが、普通な軽さでした。

サイズ的にはPorterより一回りほど大きい感じだけれど、角ばったボディもあって体感的にそれ以上に大きく見えます。



想像していたより質感が安っぽい感じ。全体的にプラスチックとジャージです。
バックパックに必要なのは見た目より実用性なので必要十分ですが、紹介記事にあるようなおしゃれ感はあまりなく、おしゃれさを求める人はIsarとかのほうが良いと思います。
Evernoteモデルだとベルトが緑になっていたりしてかなりオシャレです。


ただ、安っぽいけれど安い作りかというとそうではなく、肝心の縫い目やクッションはしっかりしているし、変な装飾がない分、安さと軽さにつながっていると思えば実用性重視な業務用としてはむしろありがたいです。

さて、本格的なレビューは実際に長期的に使いながら判断してみたいのですが、まずは、ガジェット類をどの程度詰め込めるかチャレンジしてみたいと思います。
私は本職でスマートフォンアプリ開発をやっているので、PCは常時携帯、それに検証用の端末を複数台持ち歩いたりします。
今までだと肩掛けの時もバックパックに変えてからもMacBookPro Retina、Nexus5、Nexus6、Nexus9の4台が限界という感じでした。
これも、かなり無理していて徒歩が多い時はMacBookPro Retina+Nexus5、Nexus6の3台構成がほとんどでした。

それに対して、このバック収納力がかなりありそうなので本気で積むとデスクトップ以外自宅の全モバイル機器が入ってしまいそうな勢いです。
そこでレギューレーションとして、全ての端末が個別のポケットに入っていて固定された状態になることとしました。
つまりガジェット数の上限はポケットの数となります。

まず、フラップを開けてすぐのところに小物入れがあったのでNexus6を入れてみました。
Nexus6はファブレットの中でも大きめなので収納に苦労すると思っていたんですが、さくっと入ってしまいました。

この中にはもう一つポケットがあったので、iPodTouchを入れてみました。


次にメインスペースです。
一番背中に近いところにはPCを入れるためのスペースが有ります。このスペースは外側からアクセスしやすくなっているだけじゃなく、クッションも一番充実しています。 MacBookPro retina15インチを入れてみます。

今時のノートとしてはかなり大きいですが、すっと入ってしまいました。
その手前のスペースには、このバッグ最大の収納スペースが有ります。着替えとかデジカメとかACアダプターとか入れておくのに便利そうですが、今回はMacBookAir13インチを入れてみます。
言うまでもなく余裕で入ります。 注意点としてはここは唯一、底まで通じているので、一番下にある荷物は地面とゴム一枚挟んで接することになります。
Porterよりは衝撃を吸収してくれそうな作りですが、電子機器を入れる場合は内部で別にクッション材を入れておいたほうが良いと思います。


この収納スペースの奥にはタブレットを入れておくための小さなポケットが有ります。
Nexus9が余裕で入りました。


その手前にはポケット多めの小物を入れておくスペースが有ります。
外側のポケットにHT-03Aを入れてみます。もっと大きな端末も入りそうですが、手元の端末がだいぶ少なくなってきました。
HT-03Aを使っている人は流石にもう居ないと思うのですが、多環境対応を求められた時のボトムエンド検証端末として今でも現役で使っています。
使い始めて6年目にも関わらず未だにバッテリーが生きているのが素敵です。

奥の大きめのポケットにはNexus7(2012)が入りました。
2012年モデルは割とズングリムックリしたサイズなのです、それでも十分に収納。


ポケット以外の部分については収納スペースがかなり大きく、普通にノートパソコンのChromeBook Pixelが余裕で入りました。


その奥にある2つのスペースには
GalaxySIIIとNexus5をセット


一番外側のポケットはきつきつですが、それでもNexus9が入りました。


外側にあるペットボトルホルダーにはiPhone5を入れてみました。
言うまでもないですが、ここはプロテクトが全く無い野ざらしかつ、外から取り放題なので実際にここにスマートフォンを入れることはあり得ないですが、モバイルバッテリーとかを突っ込んでおくと便利そうです。


最後にフラップに非モバイルながら、ChromeBoxを入れてみました。


ここは幅はそこそこあるけれど奥行きがないのでMacBookAirの13インチを入れると1/3くらい飛び出した状態になってしまいました。
もちろんChromeBoxはすんなり入りました。

とういことでおさらい
全部でこれだけ入りました。

ノートパソコン3台
デスクトップ1台
タブレット3台
ファブレット1台
スマートフォン4台
MP3プレーヤー1台

これだけ荷物を入れてもバックの形がよがんだりせず、普通に元のシルエットを保っているのが素敵です。
他人が見ても、この中にこれだけの数が入っているとは思わないでしょう。
これは内部のポケットでものが立体的に収納されていることと、しっかり固定されているので外側に傾いたりしていないのが大きそう。

総重量(バックパック込み)で9kgでした。
流石に持つときは質量を感じます。しかし、一旦背負ってみるとなんとかなりそうな重さです。
これで一日出歩けと言われると嫌ですが、出来ないことはないです。
重さの割に持ちづらさを感じません。

MacBookPro retinaが体に一番近いところにあるので、背中に当たり痛みを感じるかと思っていたのですが(登山用ではかなりそれが辛かった)、若干浮いた構造になっているのと分厚いプロテクターのおかげでからってみても、違和感が全くありませんでした。

体感の重さって、体の重心に重量物がどれだけ近いかでかなり変わります。(ペットボトルを体の近くで持つのと手を前に伸ばして持つ時のさをイメージしてください。)
Thule Paramountは重量物のノートパソコンが体に一番近い場所にある上に、それ以外の荷物も上下方向に立体的に収納されるので重心に近いところに収まっていて、加えて機材が固定されているので歩いてみても機械同士がぶつかったりする不安な感じがなく、重心がぐらつかないので体が引っ張られることが無いのも体感的軽さにつながっていそう。

登山用ほど、体全体で支えるという構造にはなっていませんが、肩紐もそれなりに広く紐が広がらないようにするための簡易的な紐も付いていてそれなりに荷重が分散されているようです。

これだけ持ち運ぶのが楽だったら、もう少し荷物を増やしてもいいかもl
あと、海外カンファレンスでも、行きはこの中に全部詰め込んで機内持ち込みすればロストバゲージのようなリスクもなくせそうです。

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