MacBook Air/ProのACアダプターってオシャレなんですが結構ケーブルをダメにしている人を聞きます。
と思っていると自分もダメに仕掛けたので正しいケーブルの巻き方を考えてみました。
MacBook Air/ProのACアダプターって真四角でおしゃれ感漂います。
ケーブルを引っ掛けるようのフックが付いているのでケーブルを簡単にまとめられるのも便利。
間違った巻き方
間違ったというか、多分公式の巻き方で殆どの人がこの方法で巻いていると思います。フックにそのままぐるぐると巻きつけて最後にピンをつければ完成。
コンパクトにまとまっていて綺麗です。 が

この巻き方のダメなところは解くとすぐに分かります。
magsafe部分を掴んだままケーブルをほどいていくと

なんだかおかしなことになってきました。

途中でケーブルが絡まって変な状態になってしまいました。
これはケーブルが巻いているのが原因
巻いている時には気づきにくいですが、magsafe部分を見ていると巻いている時にくるくるとmagsafe部分が回っているのがわかります。
ケーブルが回っていると何が悪いかというと、回っている内側と外側で長さが変わってしまうこと。
内輪差のように内側は短く、外側は長くなるので内側のケーブルは押し付けられ、外側のケーブルは引っ張られる力が働きます。
ケーブル自体はある程度伸縮性があるように作られているのですが、限界はあるので、この状態が続くと押し付けられた方は外へ飛び出し、引っ張られた方は内側に引っ張られ内側のケーブルが中で丸まってしまうことが有ります。
正しい巻き方
そこで、内側と外側を途中で入れ替えてやります。まずは反時計回りで普通に巻き始めて

3周(Airの場合)巻いたところでたすき掛けにして時計回りにします。

同様に3周巻いてまたたすき掛けにして反時計回りに

3周巻いたらまた時計回りに

最後にピンで止めます。

では同様に解いてみましょう。
ぴよーん
巻くことなくきれいに解けました。

なお3周ごとに入れ替えるのはMacBookAirの場合で、MacBookProではACアダプターの大きさが違うので回数が変わってきます。
特に15インチはacアダプターが大きいのでトータルの巻く回数が少ないです。(それ故普通の巻き方でもよれにくい)
そのため15インチの場合は2周程度が良さそうです。

大事なのは時計回りと反時計回りの回数をほぼ同じにすること、片方の巻き方を続けず程よく入れ替えることです。
原理
電気に詳しい人なら既に気づいていると思うのですが、これは8の字巻きと呼ばれる巻き方の応用です。8の字巻では1周毎に時計回りと反時計回りを入れ替えますが、MacBookのACアダプターでは一周ごとに入れ替えているとたすき掛け部分のケーブルが増えすぎてフックに収まらなくなってしまいます。
そこで巻く回数を増やしてたすき掛け部分を少なくしています。
途中で内側と外側が入れ替わるので押し付けられていたほうが次では引っ張られお互いに打ち消し合うのでケーブルに強いテンションをかけることなくケーブルを巻くことが出来ます。
なお、この方法の要領でイヤホンを絡まりにくくすることも出来ます。
そちらもいつかご紹介しようと想います。