iPhone6とAppleWatchに対して感じたこと

2014/9/10 5693hit

Appleの新製品が発表されましたね。
久しぶりに楽しい新製品発表会でした。
iPhone6とiPhone6plusそしてAppleWatch

iPhone6、iPhone6 plusに関して

基本的にはXperia風になったiPhoneって感じですね。
大きくなりすぎという意見もありますが、慣れの問題な気がします。GalaxyNexusを初めて使った時は絶望さえ感じましたが今となっては片手で使うこと含めてそれほど苦に感じない。
それよりも高解像度で大画面の動画視聴で得られるメリットのほうが嬉しいです。
初代iPhoneの呪縛から解き放たれた1334×750や1920x1080という解像度はAppleがやっと多解像度対応に本気で取り組むことを決めたようで嬉しい。
私はより高解像度なiPhone6plusが興味あります。

この調子でMacBookPro Retinaも次期モデルはdot by dotを標準にして、きちんと使えるUIを作りこんで欲しいです。

NFCによる支払いに関しては日本では今更感。それよりもAndroidBeamや最近のSONY製品でよくあるペアリングにNFCを使うという利用用途のほうが便利そうです。

iWatch

そんなことよりiWatchです。

iWatchに関してはパッと見て分かる良くない部分としては
1.多機能すぎること
2.魅力的じゃないデザイン
3.専用充電器
4.発売が来年
良い点としては
1.いくつかの新しいアプリの提案
2.GlanceableなNotification(どっかで聞いたぞ?)
3.ウェアラブルのプレイヤーが増えること

ダメな点

1.多機能すぎること

一番の突っ込みどころとしては、デモの時に腕時計を置いたまま使っていたこと。
実際ウェアラブルデバイスを使ってみるとわかるけれど机において使うのと腕に巻いて使うのでは圧倒的に操作感が違う。
腕を高く上げての操作は長時間の操作は無理だし、右手を使っての操作はすなわち両手を塞がれることになってしまう。
そのため、ウェアラブルデバイスは可能な限り「操作しないこと」、「素早く終えること」が大事になってくる。
この点はAndroidWearが一番心得ていて徹底的にシンプルに作り上げている。
腕時計はスマートフォンを取り出すより素早く操作できることをもっと大切にしないといけない。

2.魅力的じゃないデザイン

分厚すぎるデザインについては第一世代ということでいろいろ仕方ないのだと思う。 今後の技術進化に期待。
ただ、平凡なデザインだったのが残念だった。Appleだからなにか面白いギミックを仕込んでくれるかと思ったのだけれど既存の腕時計に囚われすぎているんじゃないだろうか。
特に竜頭風のダイヤルを使った操作についてはあまり使い勝手が良さそうには見えない。
もし竜頭付きの腕時計を持っている人は、実際に腕にはめた状態で竜頭のあたりを十回押してみて欲しい。
ベルトを強く締め付けていない限り、腕時計に横方向のちからが働いて時計がグラついてしまう。
実際SmartWatch2のスリープ解除ボタン2回押しだけでもストレスに感じることがあるくらいなのに、あれでスクロールしたりしないといけないとか操作性が心配で仕方がない。
デモでは左手で端末を抑えながら右手で竜頭を回すシーンが多々有ったのだけれど、このデバイスは腕が3本ある人向けなのだろうか?
AndroidWearの基本は4方向のフリックで画面を手で覆い隠してホーム画面に戻るという操作のほうが直感的そう。

3.専用充電器

これはAndroidWearの長期レビューでも書いたけれど専用の充電器ってすごく不便。
iPhoneと一緒に使うので旅行に行くときは2種類の充電器を持ち運ばないといけないし、家庭に置くと2箇所のUSBポートを専有する。
MicroUSBが使えると最高、充電器がかさばるがQiも良い。 iPhoneと一緒に使うのでLightningも許容範囲。最低でもその充電器でiPhone6も充電は出来て欲しい。
それなのにあの充電器、次期モデルではまた変わっていそうで怖い。

4.発売が来年

これ、何が問題かってAndroidWearは既に発売されているんですね。 今回のデモでインスパイアを受けた人たちは、AppleWatchを来年まで待つかAndroidWearで今すぐ開発するかの二択になるわけです。
逆にAndroidWear開発者としては凄くいいもの見せてもらった感があります。

良い点

1.いくつかの新しいアプリの提案

結構ワクワクする提案がありました。
お絵かきを送れるとかいうアプリの発想やAppleらしいヴィジュアルデザインについては見事という他ない。
マグネットで止めるベルトも玩具的だけれど面白い
ただ、心配も1つあって、AppleWatchを使いながらMacBookAirを使っても大丈夫なんでしょうか。
というのもMacBookAirって充電コネクタのちょっと手前側に磁気センサーがあって磁石が近づくとスリープに落ちるのです。
センサーはかなり繊細でスマートフォンを載せるだけでスリープに落ちてしまいますし、動画のようなクリップをかろうじて止める程度の弱い磁石でも直接接触させること無くスリープに落ちてしまいます。


2.GlanceableなNotification(どっかで聞いたぞ?)

これはまんまAndroidWearって感じでした。詳細画面へのスクロールが縦か横かの違いって感じです。
まさにGlanceableで使いやすそうです。
複数Notificationが来た時にどうなるかが興味あります。
それにしてもNotificationとかGlanceableという単語をわざと使っているように見えたのは気のせいでしょうか。
映画情報でGalaxyを見たところを含めても、なんだかAndroidWearへのリスペクトを感じさせました。

3.ウェアラブルのプレイヤーが増えること

ウェアラブルはとても魅力的な反面AndroidWearのレビューやSmartWatch2のレビューでも書いたようにまだ課題が山積みです。
AppleWatchでそれを打破してくれることを期待していたのですが、どうにも甘い認識のようでした。
しかし、こうやってプレイヤーが増えてアイディアを出し合うことでそれらの課題が解決するのは早くなることはあれど遅くなることはないはずです。

現時点とこれから

コンピューターの世界は今代変革の中にあります。
それが向かっているのが受動的なコンピューティング体験。
つまり、端末をロック解除したり、アプリを立ち上げたりしなくても、必要な情報が向こうからやってくる世界です。
そのために必要なことはデーターが横断的であることに加えてディスプレイがありとあらゆるところにあること。
2014年までは携帯電話がその主役でしたが2015年になってウェアラブル、特に現時点での技術や社会的許容を得やすいウォッチが脚光を浴び始めています。
次に来るのは自動車やTVでしょう。

そのいずれもで多くの課題が待ち構えているはずです。
現時点においては最も使いやすく感じるSONYのSmartWatch2でも多くの課題があるし、AndroidWearも実験機のレベルを超えていません。これらは登場当初のスマートフォンのように様々な課題を抱えて、そして競争相手との戦いの中で素早く進化していくものと期待しています。
よくApple VS GoogleとかAndroid VS iPhoneとか言いますが、実は同じ目標に向かっている同士のような存在に見えてきます。

AppleWatchが当たるか外れるかはまだ不透明ですがここ最近のAppleの発表の中で一番面白い発表だったように思います。

前:AndroidWear長期レビュー 次:iPhone6 Pulsの大きさを考える

関連キーワード

[iPhone][モバイル][IT][ウェアラブル]

コメントを投稿する

名前URI
コメント