ウェアラブル向けアプリを作る 目次
原文
ウェアラブルデータレイヤーAPIはGoogle Play serviceの一部で、携帯端末とウェアラブルアプリの通信チャンネルを提供します。APIはシステムが送ることが出来るデータオブジェクトのセットと、ワイヤー上での同期、データレイヤーで重要なイベントを通知するリスナーで構成されています。
Data Items
DataItemは携帯端末とウェアラブル間で自動的に同期されるストレージを提供します。
Message
MessageApiは例えばウェアラブル上で携帯端末のメディアプレイヤーを操作したり、携帯端末からウェアラブルのIntentを開始するなど、「送るだけ」のコマンドとして設計されています。システムは携帯端末とウェアラブルが接続されていれば常にメッセージを届け、デバイス同士が接続されていないとエラーになります。Messageはリクエストを一方的に投げる場合と、リクエスト/レスポンスの形でコミュニケーションを取る場合に便利です。
Asset
Assetオブジェクトはデータのバイナリーblobを送ります。Assetをデータアイテムにつけるとシステムは自動的に転送を行います。大きなassetsのキャッシュによって再送信を避け、Blutoothの帯域を節約します。
WearableListenerService(Service向け)
継承したWearableListenerServiceはService内でデータレイヤーの重要なイベントをリッスンします。システムはWearableListenerServiceのライフサイクルを管理し、data itemやメッセージを送る必要がある時にServiceにバインディングし、必要がなくなったらアンバインドします。
DataListener(最前面のActivity向け)
Activity内でDataListenerを実装すると、データレイヤーの重要なイベントを最前面のActivityでリッスンします。WearableListenerServiceの代わりにこれを使うことで、ユーザーがあなたのActivityを使用している時だけリッスン出来ます。
警告:このAPI群は携帯端末とウェアラブル間の通信のためにデザインされています。そのため、両デバイスの通信をセットアップするときはこのAPI群だけを使用するようにして、低レベルなソケットの通信チャンネルを作ってはいけません、
依存と必須要件
・Android4.3(API Level18)以上の携帯端末・最新のGoogle Play services
・Android WeardeデバイスかWearのエミュレータ
レッスン
ウェアラブルデータレイヤーにアクセスする
Data Layer API群にアクセスするクライアントの作り方を紹介します。Data itemを同期する
Data Itemはdata storeに代わって携帯端末とウェアラブル間で自動的に同期するstoredです。Assetsを転送する
Assetは画像やメディアなどを転送するときによく使う、データのバイナリblobsです。メッセージの送信と受信
Messageはウェアラブルと携帯端末間で相互にメッセージを送りっぱなしに出来るように設計されています。データレイヤーイベントを取り扱う
データレイヤーの変更とイベントが通知されますExcept as noted, this content is licensed under Creative Commons Attribution 2.5. For details and restrictions, see the Content License.