ウェアラブルアプリの作成と実行

2014/8/4 6874hit

ウェアラブル向けアプリを作る 目次
原文
ウェアラブルアプリはウェアラブルデバイス上で直接実行され、ウェアラブルのセンサーやActivity、Servicesなどの低レベルハードウェアにアクセスできます。

Google Play storeで配信したいと考えているならば、ウェアラブルアプリを含む携帯端末向けコンパニオンアプリも必要です。ウェアラブルはGoogle Play storeに対応しておらず、ユーザーが携帯端末向けのコンパニオンアプリをダウンロードした時にウェアラブルアプリが自動的にウェアラブルに送られます。携帯端末向けアプリは重たい処理やネットワークアクション、ウェアラブルアプリの設定などを行うときにも便利です。

このレッスンでは、デバイスやエミュレータをセットアップし、ウェアラブルと携帯端末向けの両方を含む1つのプロジェクトを作成する方法を学びます。

依存と必須要件

Android Studio 0.8以上およびGradle0.12以上

Android Wearエミュレータやデバイスのセットアップ

現実に近いユーザーエクスペリエンスを調べるために、私達は本物のハードウェアで開発することを推奨しています。しかしながら、異なるスクリーンの形をテストするためにエミュレータも便利です。

Android Wear仮想デバイスをセットアップする

Android Wear 仮想デバイスをセットアップするために

1.Tools - Android - AVD Managerをクリックする
2.Createをクリックする
3.以下のAVDの詳細を入力し、残りはデフォルトのままとする。
○AVD Name - AVDの名前
○Device - Android Wear RoundかSquareデバイスタイプ
○Target - Android 4.4W - API Level 20
○CPU/ABI - Android Wear ARM(armeabi-v7a)
○Keyboard - Hardware keyboard presentを選ぶ
○Skin - Device typeで選んだAndroidWearRoundあるいはAndroidWearSquare
○Snapshot - チェックしない
○Use Host GPU - ウェアラブルNotificationのカスタムアクティビティをサポートするためにチェックする
4.OKをクリック
5.エミュレーターをスタートする
1.今作った仮想デバイスを選ぶ
2.Startをクリックし、Launchをクリック
3.エミュレータが初期化されAndroid Wearホームスクリーンが表示されるのを待つ
6.携帯端末とエミュレータをペアリングする
1.Google PlayからAndroid Wear appを携帯端末にインストールする。
2.USB経由で携帯端末を開発マシンに接続する
3.AVDのコミュニケーションポートを携帯端末デバイスに接続する(携帯端末を接続するたびに必要です)
adb -d forward tcp:5601 tcp:5601

4.Android Wearアプリを携帯端末上で実行し、エミュレータを接続する。
5.Android Wearアプリの上部右側にあるメニューをタップしDemo Cardsを選ぶ
6.選んだカードが.エミュレータのホームスクリーンにNotificationとして表示される。

Android Wearデバイスのセットアップ

Android Wearデバイスをセットアップするために
1.Android Wear appをGoogle Playが利用可能な携帯端末でインストールする
2.アプリの導入に従って、携帯端末とウェアラブルをペアリングする。これで既存の携帯端末と同期したNotificationのテストが可能になります。
3.携帯でAndroid Wearアプリを開いたままにしておく
4.デスクトップから直接開発したアプリをインストールできるようにするために、USB経由でウェアラブルを開発PCに接続する、ウェアラブルとAndroid Wearアプリの両方にデバッグを許可するかのメッセージが表示される。
5.Android Wearアプリ上で「パソコンからのUSBデバッグを常に許可する」にチェックを入れOKをタップする。
Android StudioのAndroid toolウィンドウでウェアラブルのシステムログを見ることが出来ます。adb devicesコマンドを実行してウェアラブルのリストを見ることも出来ます。

プロジェクトの作成

開発を始めるために、ウェアラブルと携帯端末向けアプリモジュールを含む1つのアプリプロジェクトを作成します。Android StudioでFile - New ProjectをクリックしCreating a Projectの通りにプロジェクトウィザードに従って以下のように入力して下さい。
1. Configure your Projectウィンドウでアプリの名前とパッケージ名を入力します。
2.Form Factoryウィンドウで
○Phone and Tabletを選び、Minimum SDKにAPI 9: Android2.3(Gingerbread)以上を選ぶ。
○Wearを選びMinimum SDKにAPI 20: Android4.4(KitKat Wear)以上を選ぶ
3.最初のAdd an Activityウィンドウでモバイルのためにblank activityを追加する。
4.次のAdd an Activityウィンドウでウェアラブルのためにblank activityを追加する。
ウィザードを完了させるとAndroid Studioはmobileとwearの2つのモジュールを含む新しいプロジェクトを作成します。
これによりActivity、Service,カスタムレイアウトなどを作成できる携帯端末とウェアラブル向けの2つのアプリを持つプロジェクトが出来ました。
一般的に、携帯端末アプリではネットワーク接続や重たい処理、ユーザーが長時間操作する必要があるタスクなどは携帯端末アプリで実行させて、結果をNotificationかデータの同期と送信でウェアラブルに通知します。

メモ:Wearモジュールにはデバイスの画面が正方形か円形かに関わらずレイアウトがインフレートされるWatchViewStubを使った”Hello World"Activityが含まれています。WearableViewStubはwearable support libraryによって提供されるUI Widgetの一つです。

ウェアラブルアプリのインストール

開発時にはadb installを使用するか、Android StudioのPlayボタンを使用して、ウェアラブルアプリを携帯端末向けアプリ同様に直接インストールすることが出来ます。

アプリを公開する準備ができたら、携帯端末向けアプリの中にウェアラブルアプリを埋め込みます。ユーザーが携帯端末アプリをGoogle Playでインストールすると、接続されたウェアラブルは自動的にウェアラブルアプリを受け取ります。

メモ:ウェアラブルアプリの自動インストールはウェアラブルアプリがデバッグキーで署名されている場合動作せず、リリースキーで署名されている場合のみ動作します。正しくウェアラブルアプリをパッケージする方法の詳細はパッケージングウェアラブルアプリを見てください。
・「Hello World」アプリをウェアラブルにインストールするために、Run/Debug configurationドロップダウンメニューからWearを選択して、Playボタンをクリックします。Activityがウェアラブル上で表示され、「Hello world!」と出力します。

正しいライブラリを含める

プロジェクトウィザードにより適切なモジュールのbuild gradleファイルの中で正しい依存関係がインポートされます。しかし、これらの依存関係は必須ではありません。これらの依存関係があなたのアプリで必要であるかどうか、以下を見てください。

Notification

Android v4 support library(あるいはv4を含むv13)は既存の携帯端末向けNotificationをウェアラブルに対応させるように拡張します。

ウェアラブル上でのみ表示されるNotification(ウェアラブル上で実行されるアプリから発行される場合。)には、ウェアラブル上で標準的なフレームワークAPI (API Level 20)が使用できるので、プロジェクトのmobileモジュールからサポートライブラリーの依存関係を削除することが出来ます。

ウェアラブルデータレイヤー

Wearable Data Layer API群によりウェアラブルと携帯端末間でデータの同期や送信を行う場合、最新バージョンのGoogle Play servicesが必要です。もし、これらのAPI群を使用しないなら、両方のmoduleからこの依存関係を取り除きます。

ウェアラブルUI support library

UI widgets designed for wearablesを含むこのライブラリーは非公式です。ベストプラクティスを例示するため、これを使用することをおすすめしますが、このライブラリーはまだいつでも変更されることがありえます。

しかしながら、ライブラリーが更新されてもあなたのアプリがコンパイルに失敗することはありません。更新されたライブラリーの新機能を使用するには、新しいバージョンに静的なリンクを張って、アプリをそれに応じて更新する必要があります。ウェアラブルアプリを作る場合だけ、このライブラリーを適用して下さい。

次のレッスンでは、ウェアラブル向けのレイアウトをデザインする方法を学び、プラットフォームでサポートされている様々な音声アクションを使用する方法も学びます。


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