Google I/O 2013 初日

2013/6/5 6264hit
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初日
FusionはPowellより少し上に行った所にありますが、サービスは中々良く、コーヒー飲み放題ですし、セルフの朝食も付きます。

今日はいよいよGoogleI/Oの初日 なにより楽しみがKeyNoteです。
KeyNoteの開始時間は9時からですが、I/O会場は申し込みや朝食のためにさらに早い時間から空いています。
TamさんはすでにI/O会場に行ってしまったみたいですが、私は前日チケットを受け取っているので焦る必要はありません。

受付開始から少し遅れた時間に移動。
ビルの前には少し行列が出来ていましたが、すんなり入れました。
行列の横にはマスコミ?mMediaがコーヒーを配りインタビューをしていました。
野球場にあるビールサーバーみたいなのを背負ってコーヒーを注いでいたのですが、会場内でもコーヒーが飲めるからかもらっている人は少なかった模様。

会場の入り口には去年同様のMapのピンが立っていますが縁の黒が無くなって軽くグラデーションがかかったようになっています。


会場は去年より混雑していないように思います。

どうやらKeyNote会場への行列をロビーに並べるのではなく、食堂に入れる様にしている模様
去年人が密集しすぎて会場オープン時に危険な状態になった事へのフィードバックがされているのでしょう。


会場に入ると四国のTamさんがGoogleHandsonで日本と中継を行なっていました。早速参加してみたところ、音声は聞こえないもののわりと映像はばっちり、逆にこちらの音声は向こうにバッチリ聞こえていたようです。
とちゅう、あんざいゆきさんたちを発見。 Hangoutに合流してもらいました。


朝食はやはりパン
しかし、甘さ控えめのパンが増えていたのが少し嬉しい


オレンジジュースもありました


ヨーグルトかなとおもったらジャムとバター
あのパンにジャムはいらんでしょうに・・・


甘いのが苦手な人間に嬉しいのがコーヒー
コーヒーサーバーはあちこちにあって飲み放題です。
あとペプシコーラやドクターペッパー、7upなども飲み放題です


パノラマ


Keynoteについて去年は勝手がわからず前列に並んだけれど、今回は余裕を持ってゆっくりと並びます。
2階で一周回った去年と違い、今年は2階ではまわらず食堂で回る仕組みに変えた模様。行列が動き始めると2階はそのままエスカレーターを登りあっさりと会場に入ることが出来ました。
といっても中に入れない事態もありえるので油断し過ぎは注意。



去年に比べて行列はスイスイ進みます。
途中ブースの様子が見えました。

ChromeBookPixelを使ったオブジェクト。 ちょっと贅沢すぎでしょコレ

Glassのブースも見えます

空飛ぶドロイド君

KeyNote会場にはいるとWi-Fiは既に死に始めました。

KeyNoteについて

去年と違ってあっさりとした感じだったのが正直な感想。
去年はKeyNoteは2回もあるし、スカイダイビング、JellyBeanにNexus7、NexusQこれだけのことが一日の発表で行われて会場のテンションがおかしくなっていたのですが、

今年はハードウェアの発表はなし、ハードウェア的なことといえばGalaxyNexus S4でSIMフリーかつ、未カスタマイズ、ブートローダ解放済みの端末がNexus仕様として発売されるよってことくらい。(去年みたいにプレゼントはされなかった)
代わりにプレゼントされるのは展示もされていたChromeBookPixel。
会場はどよめきましたが喜んでいる人半分、戸惑っている人半分という感じでした。
というのも、Pixelは価格的に12万円くらいするのでこれ単独で去年のプレゼントとほぼ同額、つまり他にプレゼントが貰えるという可能性がゼロになったと言うこと
発表される内容も新技術的なことより、既存技術をどう使うか?と言う点や改良点が多かったように思います
サプライズと言えば、Android Studioの登場、今までのEclipseではなくIntelliJの新しいAndroid向けIDEです。
既にここ最近GoogleがIntelliJ化を社内で進めていることは知られていたし、IntelliJのAndroid対応は今までも行われていたのですが、それが「Android Studio」と銘打たれ、大幅に機能アップされたということで、より実用的なIDEとなっていくことが期待できます。

Androidに関してはもう一点、普通にOSのマイナーバージョンアップ相当の機能追加がPlayStoreアプリを経由して行われることで、2.2以上の端末で追加機能が利用可能になるというのが面白かったです。
話題性で言うと、Android5.0登場 KeyLimePie登場の方が目立ちますが、未だにAndroid4.1の新機能をアプリ上で使いづらいということを考えると開発者へのインパクトにおいては今回の方式のほうが断然大きくなります。
今回のイベント直前にニュースサイトで端末メーカーがバージョンアップに追いつけていない問題について取り上げられていましたが、
それに対するGoogleの解答が、通常端末のNexus化とOSと機能の切り離しと言うことなのでしょう。

Playストアについてはコンソールがさらに強化され、レビューへの返信機能が一般公開されたり、有料の翻訳サービスを頼むことが出来るようになりました。
Playストアのコンソールは今年に入ってから機能強化が凄いのです。

ということで全体的に開発者よりの話が多かったです。
ユーザーよりの話だとGooglePlay Musicが9.99$で聴き放題という点でついに来たなという感じ。
開発者目線で言うと大量のユーザーが同一の音楽コンテンツを合法的に共有する時代が来たというのは面白いと思います。
例えばDJアプリで自分がやったDJプレイを保存して、音楽データを添付することなく他の人に聞いてもらうとか
ゲームのBGMに有名アーティストの音楽を使うとか新しい可能性が広がると思います。
ただ、これも日本には来ないでしょうね

iOSに対しての取り組みの深さも目立ちました。
GoogleはiOSを敵視していないという立場は去年のI/OでもChrome for iOSをAndroid版との同時登場させたことで明確になっていたわけですが、今回のI/Oでもその姿勢を強化しています。iOSのプラットフォーム上の制約でいくらかの機能制限はあるものの、可能な限りAndroid版と同等の機能を届けようとしているように見えます。

Chromeに関してはAndroid以上に力が入れられているようでした。
特にHTML5アプリに対する取り組みを進めていくという宣言のように感じました。
ChromeOSとAndroidの統合が行われるのかは分かりませんが、少なくともAndroidにおけるChromeについてはHTML5アプリを作りやすい環境を作っていこうとしているようです。
HTML5アプリに関してはFacebookがネイティブに作り直すなど逆風が吹いていますが、ここから立て直せるのでしょうか
WebPやVP9もすごいのですが、私が一番期待しているのは g-app 今はコンセプトレベルですが文書構造を示すHTMLから脱却してアプリ構造を示す新しいタグを作ろうというのは次世代Webにおいて興味深いです。

Google+に関してはデザインがさらにモダンになったこと
そして写真が大幅に強化されたことが大きなポイント
ここはAndroidやChromeよりユーザー向けの話が多いように思いました。
SNSとしてGoogle+は去年のI/O以降段々使いやすくなってきていて、私の中でもFacebookと並ぶもっともよく使うSNSになっていたので今回の機能アップは嬉しい。
特に全ての写真をWebにのせておけるというのは色々な点で写真とのつきあい方が変わるんじゃないかと思いました。
実のところ、これでSNS機能が付いていないカメラは危機に立たされたように思います。
現在の所Android搭載デジカメはサムソンとNIKONが出していますが、サムソンが最新スマートフォンレベルまで作り込んでいるのに対してNIKONはとりあえず作った実験機状態。
デジカメに関しては現状日本メーカーの独壇場ですが、今起きている変化に早く気づいて欲しいです。

さらに、前回までは地味な扱いだったMapsが出てきました。
GoogleMapsほど去年1年間で注目度が上がったGoogleプロダクトは他にないのではないでしょうか
そのGoogleMapsの機能アップということで唐突ながらも多くの注目を浴びていました。
操作性の改良と、ユーザーごとの最適化が強化されること
WebGLによる3Dモード、リアルタイムな雲など数々の新機能が紹介されましたが
一番反応がおおきかったのは3Dモードで太陽を背にすると夜の景色に変わること。
これがもの凄くかっこよくてなんだかGoogleっぽくないなーと思いました

今回は去年以上にiOSやWebへの注力が感じられてGoogleの方針として、競合を蹴落とさないというスタンスを明確にしたように見えます。
競合より成長を好むというスタンスはいかにもGoogle的。

この余裕が検索/ブラウザ/スマートフォンというプラットフォームでトップシェアを生んだのでしょうか
サプライズはラリー・ペイジの登場。

新しくクールになったMapsを背にゆっくりと、しかし不足なく喋る様子からは自信とビジョンを感じました。とくに質疑応答に対して質問1に回答10は返しているんじゃないかというほど充実した回答を返すのは誠意と強い意志を感じさせます。
ラリー・ペイジの発言をもっと聞きたかったのですが、I/OExtended会場と接続するため急いでGDGラウンジへ移動。
ここは有線LANが接続されているため安定した通話ができたのですが、残念ながらKeyNoteが押したおかげで時間がほとんど泣くバタバタと移動
ランチも食べることができませんでした。

最初に参加したセッションはWhat’s New in Android developer Tools
昨日まできっとGradleの話でもするんだろうと思っていたのですが、KeyNoteでも紹介されたまったく新しいSDK AndroidStudioについて紹介されました。
この詳細については後日深追いしたいと思います。


New Developments in Mobile Gaming
当初の噂ではゲーム機能が強化されたAndroid4.3が出ると言われていたのですが、そうではなくMarketが強化されてゲーム機能が実装されるという形になりました。
しかも、この機能をiOSでも使うことが出来、AndroidでやったゲームをiOSで続きから始めるなんてことが出来る。
KeyNoteでは醜態を晒した連動ゲームについても再度デモしていました


Writing Custom Views for Android

カスタムビューの作り方について
特に新しい点は無かったように思いますが、カスタムビューを作ることは一般的なので皆見ておいた方が良いと思います

Volley: Easy, Fast Networking for Android

では従来面倒だったネットワークシステムについて簡単に実装するためのライブラリVolleyについて紹介されました。
例えば従来画像データをネットワークからダウンロードするにはキャッシュ周りを実装してスレッドの管理も必要でしたが簡単に実装出来るようになるそうです。
もし、コレが新しいAndroidの仕組みだったら開発者は古いスマートフォンのために従来のプログラムと新しいプログラムを書かないといけなかったところが、OSとは独立して提供されるおかげで実質1つだけのAPKでベストプラクティスを実装できる。
新OSに実装しない具体的なメリットを感じました
このようなライブラリが増えてくることでAndroidアプリの開発はより簡単になっていくと思います。

Advantaged Game Development Topic


Level Up Your Android Game

今回はKeynoteでもゲームのデモが多かったしGoogleがゲーム市場を強化したいというのは強く伝わって来ました。

I/Oの内容の中でも面白い物はFirespeedやGDG九州のイベントで掘り下げていきたいと思っています

さてセッションが終わってもイベントは続きます。
I/O期間中はイベントやっているか寝てるかの二択なのです。
初日の終わりはお楽しみAfter Hour Partyです。

前回は登場したばかりのGoogle+パーティーモードを使ってみよう というテーマが会ったのですが今回は特に無し。
実際のところWi-Fiも3Gも死んでたから仕方ないよね
パーティーモードは楽しいから是非イベントで使いたいんだけれど

パーティー会場は生ライブが演奏される中、MakerFaireの展示物が並び、お酒を飲みながら技術者同士で見て回るという素敵な空間。


食事は割と充実していました。
豆腐料理もありましたよ。なによりお酒が飲み放題なのが嬉しい。
この手のパーティーは深く考えるよりお酒に酔って音楽と技術に身を委ねるのが正解だと思います。

毒々しい色のクッキーも発見。
アメリカ人は色覚が日本人と違うからこういうのを見ても美味しく感じると聞いたことがあるのですがどうなのでしょうか、単に慣れだけの問題かもしれません(ガリガリ君みたら美味しそうに感じるしね)


目立った大物が鉄の手。
まるでアニメのロボットから手を切り取ったかのような巨大な鉄の手は各指がそれぞれ独立して動き、さらに腕も多軸に動くという自由度ながらパワーも備えていてドラム缶を軽々と持ち上げ潰します。

しかも操作方法がこれまたロボットアニメに有りそうな手を突っ込んで自分の手の形に動くという仕組み。

操作している様子


Chromeのロゴマークを思わせる飛び石はそれぞれがボタンになっていて踏んで歩くとそこだけ色が変わります。
横の端末や携帯デバイスでも色に変化をもたらせることが出来るようです。


ロボット合戦 ヘルメットを取った方が勝ちです


ライブも行われています



スマートフォンで動かすボール型ラジコン


テスラコイルとロボットの競演


After Hour Partyの様子は動画で見てもらうのが一番伝わるかと思うので、今年も動画を録画しました


さて、明日はI/O二日目
折角なのでブースを中心に回ってみようと思います。
夜はGoogleエンジニア主催のパーティーに行く予定です。

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