IT系勉強会に行ってみる前に

2013/5/9 23486hit
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IT系勉強会やイベントに参加してみたいけれど、
どうやって参加したらいいか分からないと言う人向けに、勉強会の種類や見つけ方、専門用語をまとめてみました。

何故勉強会に参加するのか

仕事時間以外にわざわざ勉強会に参加するメリットは3つ、知識を深められるから、人脈を広げることが出来るから、楽しいから

知識を深める

一人では本を読み学ぶしか無いのにたいし、勉強会に行けばわからないところを重点的に教えてるので、本で躓いた知識も乗り越えられる可能性が高まるし、本には乗っていない深い知識を得ることもできます。

人脈を広げる

勉強会に行けば特定の技術に特化した人がたくさんいます。
中には自分と同じ業界の人もいれば、自分とは離れた業界の人もいます。
近い業界の人とは知識を共有し合い、離れた業界の人とはお互いの得意な技術をあわせて新しいビジネスのチャンスが広がります。

楽しいから

「勉強」という言葉から、学生時代の辛いイメージを連想する人が多いようですが、実際に参加すると、自分の好きな知識を好きなペースで学ぶことが出来る勉強会はとても楽しい空間です。
例えばゲームの攻略法を研究したり、好きな作品の考察をやるのが楽しいのと同じです。

やり方別勉強会の種類

勉強会のやり方は無数にありますが、大きく以下のように分けることができます。

講習会形式

最も敷居が低いのが講習会形式。
学校の授業と同じように、知識を教える「講師」がいて他の人はそれを聞きます。
まずは聞くだけでいいので、特に前提知識がない内容や初めての勉強会という場合でも入りやすい敷居の低さがメリット。
任意参加の懇親会(飲み会)がその後開催されることも多くあります。


パーティー形式

特に講師などもいないですが、各々が集まって、軽いプレゼンなどをしつつ雑談を続けるという形式。
講習会形式と同様難易度が低めで、知識より人脈や楽しさを重視したイベントになります。
ここでは新たな勉強会やビジネスパートナーの情報が飛び交うのでまずはココに行ってみるというのも手です。


実践形式

実際に自分で作業を行いながら学ぶスタイル。
敷居が高くなりがちですが、その分やりがいが大きなイベントです。
具体的に作業を行う関係上、イベントの開催時間も半日から数日程度と長い場合も多いです。
自分の知識を披露できる他、他の参加者とも一緒に作業ができるのでもっとも人脈と知識が広がりやすいのがメリットです。
出来上がったものを順位づけする競技形式のイベントも有り、ゲーム感覚で楽しむことができます。


輪講会形式、アンカンファレンス方式

イベント事にイベントの講師を入れ替えするイベント方式。
講師は持ち回りだったり、当日いきなり決めたりします。
このイベントでは一人の講師に負担が集中しにくいので、勉強会を継続しやすく、知識も人脈も時間をかけて深めることが出来るのがメリットです。


参加者別勉強会の種類

勉強会の多くは誰でも参加できますが、どのような参加者を求めているかによって種類分けができます。

一般公開イベント

最も多くの勉強会で見られるスタイルです。
前提知識や経験を必要とせず、気軽に入ることができます。

限定公開イベント

第一回に参加して無いといけないとか、特定のグループに所属していないと参加できないイベントです。
輪講会など勉強会をシリーズで行う場合、進行状況にむらが出来ないように、限定公開されたり、
イベントの人気が高すぎて一般公開すると収集がつかなくなる場合、NDAなど一般公開できない情報を含む場合などに開催されます。
また、最近は女性のみの勉強会も増えています。

技術者限定イベント

基本的には一般公開ですが、イベントに参加するにあたって、前提となる技術をある程度身に着けていることを前提で行われるイベントです。
ハッカソンなどはこの形式で集められる事があるほか、限定公開イベントになる第一回目としてこの方法がとられる場合があります。
通常、技術があるかどうかは自己申告ですが、業務経験年数や過去のイベントにおける貢献度などで判断されるものもあります。

参加費用別イベントの種類

イベント参加費によってもイベントの種類を分けることができます。

無料イベント

みんな大好きフリーイベント 最も敷居が低いですね
お金のかからないイベントの運営を行なっていたりスポンサーが負担してくれる場合などに開催されます。
例えば個人宅で行われるハッカソンや大企業が自社の宣伝を兼ねて開催するイベントなどが含まれます。
けっして無料=軽いイベントとは限らないので注意。

安価イベント

参加費用がおおよそ1000円程度だったり、場所が居酒屋で5000円程度と殆ど実費分のイベント
開催者側としては無料イベントと大差ないことが多いです。
参加費用は会を開催するのに必要な実費として使われ、余った金額は次回イベント用にプールされるというスタンスが多いように思います。

高額イベント

参加費が5000円を超えるようなイベントもあります。
遠方に住んでいて交通費が必要だったり、プロのギャラが発生する講師を呼ぶようなイベントでは高額になりがちです。
この手のイベントになると、受講者側も具体的なメリットを求めていくことが多くなってくると思います。

専門用語

勉強会にはいくつかの専門用語があります。 コミュニティごとに違ったりもしますが、大抵こんなかんじです。

LT

ライトニングトークの略 本来は雷のように素早く喋るプレゼンを意味していて、5分程度の決められた時間制限の中で密度の高いプレゼンが求められます。
しかし、最近ではライトなトークとしてあまり準備していない人が手短に喋る場としてのLTとなっている場合もあります。
パーティー形式の余興で行われることもあります。
LTは参加者募集時に立候補を募ったり、LTが始まってから喋りたい人を募集したりすることがあります。

カンファレンス

主に講習会形式のイベントを表すのに使われます。

懇親会

飲み会です。
講習会形式などの場合、登壇者は参加者の声を十分に聞けていないことがあるので、それを懇親会でカバーするという形が一般的です。
それ故に、本番の勉強会以上に濃密な話ができる事があります。

セッション

講習会で一人が行う一つのテーマの内容です。
長時間のイベントはセッションごとに休憩や質疑応答時間を含むことがあります。

ドラ娘

LTのタイムキーパーです。
決められた時間になると銅鑼を叩いて登壇者を追い出すのが仕事。
イベント会場にいる大物の女性がやることが多いがその理由は謎

ハッカソン

ハックとマラソンの造語、決められた時間において実際に自分のアイデアでものを作るイベントです。
終了後に各自作ったものを発表する場があることが多く、中にはそこから点数をつけて競技形式にするものや、公開して投票へと続けるものなどもあります。
割りと難易度が高いですが、優秀な人の作業を直接見ることができるので得るものも大きいです。
事前にマシンの環境構築が必要だったり、アイデアを考えておかないといけない場合もあるのでイベントの詳細を確認してください。

ハッシュタグ

twitterやGoogle+で同一の感心事をまとめるために行う#から始まる内容です。
イベント開催時にはこのハッシュタグを紹介されることがあります。
例えば#futuresyncと打ってツイートすると、FutureSyncに参加している他の人の会話が聞けます。
これらは登壇者の人も後で見るので感想などを書いてあげると登壇者にとってありがたいです。

ハンズオン

手を動かすのはハッカソンに似ていますが、事前に決められたものを決められた方法で講師に従いながら作るスタイルになります。
事前にマシンの環境構築が必要な場合もあるのでイベントの詳細を確認してください。

ブース

大きめのイベントにて講習会とセットで設置されることが多い
通常はイベントの進行と関係なく特定の技術やコミュニティの展示が行われ続ける
スポンサーが付くイベントではここで新商品の宣伝が行われていることも多く、プレゼントのゲット率が高い

ナイト

主に夜に行われるイベントでパーティー形式が多いように思います。

どうやって勉強会を探すか

勉強会の種類がわかった所で、実際にどの勉強会に行ったらいいのかわからない? ということがあります。
福岡の勉強会を探す場合は福岡IT関連勉強会 Facebookグループで探すのもありですが、それでも沢山の勉強会があって迷いがち。
そこでまずは、入りやすい勉強会に行き、そこで出会った人に自分にあった勉強会を聞くというのがオススメ。
入りやすい勉強会というと、講習会形式か、パーティー形式で、一般公開イベントの無料あるいは安価イベントが良いということになります。
福岡で近々行われるイベントで言うと
5/11に開催されるFuturesync vol.3(講習会、一般公開、安価イベント)だったり
5/25に開催されるDevFest Japan2013 Google I/O報告会(講習会、一般公開、無料イベント)あたりがおすすめ

特にFutureSyncは講習会形式なのとジャンルが広いことから初めて行くには行きやすいし、自分のジャンルを見つけやすいと思います。

FutureSync Vol.2の様子

DevFest Japan 2012の様子


逆に腕に覚えがあるなら6/14から3日間にわたって行われるStartup weekend in fukuoka(実戦形式、一般公開、高額イベント)に参加すると言う手もあります。
いきなりディープな知識と人脈を手に入れられると思います。
Startup Weekendの様子

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