仮想サーバーでbaserCMS開発サーバーを立ち上げてみた。

2012/12/20 11101hit

この手順は古くなっています。新しい手順はこちら


baserCMSで開発を行うときはbaserCMSが動くサーバーを準備する必要があります。
baserCMSを簡単インストールできるレンタルサーバーを借りるのも良いですが、お金がかかったりファイルの更新が面倒だったりします。

仮想マシンを使えば無料で自分のパソコンの中にいくつでもサーバーを構築できます。
共有フォルダで簡単にサイトを触ることもできるようになります。
このエントリーはbaserCMS Advent Calendar2012のエントリーです。
仮想マシンにOSをインストールして、Ubuntu,samba,Apache,PHP,baserCMSをインストールします。

VirtualBoxのダウンロード

仮想マシンを使えばパソコンの中に擬似的に別のコンピュータを作ることが出来ます。
新しくパソコンを買ってくる必要がありません。

仮想マシンを作るにはVirtualBoxやVMwareなどのアプリが必要です。
どちらも無料版がありますが今回は登録が不要なViratualBoxを選んでみました。

VirtualBoxをhttps://www.virtualbox.org/wiki/Downloadsからダウンロードします。
Windows版をダウンロードする場合はWindows hostsの右にあるx86/amd64から、Mac版をダウンロードする場合はOS X hosts x86/amd64からダウンロードします。

Ubuntuインストールディスクのダウンロード

仮想マシンにもOSが必要です。
無料で使えて使いやすいと定評があるUbuntuを使用します。
Ubuntuはhttp://www.ubuntu.com/download/serverからダウンロードします。
最新版をダウンロードするか、保証が長いFor long-term supportをダウンロードするかはご自由にどうぞ
途中で寄付を求められることがありますが、ご自由にお任せします。


仮想マシンの作成

VirtualBoxを起動して「新規」を選択します

名前に「baser_CMS」と入力し、タイプに「Linux」バージョンに「Ubuntu」を選びます(Ubuntu64bit版をダウンロードした場合はUbuntu(64bit)を選んでください)

メモリーサイズは512MBを

ハードドライブは「仮想ハードドライブを作成する」を

ハードドライブのファイルタイプではVDIを

物理ハードドライブにあるストレージでは可変サイズを

ファイルの場所とサイズはbaser_CMS、8.00GBを選びます。

設定を選びストレージからController:IDEの「空」を選び、右側、CD/DVDドライブIDEセカンダリマスタ▼の右にあるCDアイコンをクリックして「仮想CD/DVDディスクドライブの選択」をクリックします。
ダウンロードしたUbuntuのisoファイルを設定します。
これでUbuntuのインストールディスクが仮想マシンにセットされた状態となります


ネットワークを選び、ネットワークアダプターを有効化にチェックを入れて割り当てをブリッジアダプターにします。(名前は触らなくてOK)
OKをクリックして設定を閉じてください。


Ubuntuのインストール

起動をクリックして仮想マシンを起動します。
Languageが出てくるので「日本語を選択」

Ubuntu Serverをインストールを選択

インストーラの翻訳は、選択された言語では完全ではありません。に「はい」を選択
場所の選択で「日本」を選択
キーボードが由来する国で「日本語」を選択
キーボードのレイアウトで「日本語」を選択
このシステムのホスト名を入力してください。で「ubuntu」を入力し続けるをクリックします。

新しいユーザーの本名(フルネーム)に名前を入れておく(別に偽名でも良い)

あなたのアカウントのユーザー名に名前を入れる(ログインに使うので覚えておく)
新しいユーザのパスワードを選んでくださいにパスワードを入れる(ログインに使うので覚えておく)

確認のため、先ほど入力したのと同じユーザパスワードを再度正確に入力してください。に先ほど入力したパスワードを入れる。
ホームディレクトリを暗号化しますか? にいいえを選択する。

Based on your present physical locationにはいを選択する。

ディスクのパーティショニングに
「ガイド - ディスク全体を使う」を選択する。


ディスクのパーティショニングで「SCSI1」のままEnter

選択したディスク内の全てのデータは失われます。と書いてあるけれど失われるのは仮想マシンの中身だけなのでいつも使ってるパソコンのデータは無くならないので安心してください。

ディスクに変更を書き込みますか?にはいを選択

外の世界にアクセスするのにHTTPプロキシを使う必要があるなら に空のまま続けるを選択


こまめにアップデートを適用することは に
「セキュリティアップデートを自動的にインストールする」を選択する。

インストールするソフトウェアの選択に
「Samba file server」を選択する

ここでLAMP Serverを絶対に選ばないでください。
万が一選ぶとPHPのダウングレードが必要になりとても大変です。

ハードディスクへのGRUBブートローダのインストールにはいを選択

インストールの完了で続けるを選択

マシンが自動的に再起動されるので
ubuntu login: *Starting[ OK ]が出てきたらEnter
ubuntu login:に最初に設定したユーザー名を入力する
passwordに最初に設定したパスワードを入力する
パスワードを入力するときは画面に何の反応もないけれどそのまま入力してください。

文字化けを直す
Ubuntuのバグで日本語インストーラーを使用すると文字化けが起きるようになるので文字化けを直す


nano ~/.bashrc

とタイプして、最後に

case $TERM in
linux) LANG=C ;;
*) LANG=ja_JP.UTF-8 ;;
esac

を追加する。
コントロールキーを押しながらOキーを押した後Enterで保存して、コントロールキーを押しながらXキーで終了する。
終了してもWindowsのように画面が消えるわけではなく下の方に@ubuntu:~$と表示される

sudo shutdown -r now

とタイプしてパスワードを入力する。

仮想マシンが再起動してログイン画面が表示されるのでユーザーIDとパスワードを入力してログインする。


Apacheをインストールする

WebサーバーであるApacheをインストールする

sudo apt-get install apache2

とタイプし、パスワードを入力する
途中確認メッセージが表示されたらYで続ける
次に

sudo apt-get install apache2-prefork-dev

とタイプしYで続ける

Webに繋いでみる

ifconfig

とタイプする。
inet addr:と書かれた後にあるIPアドレスをチェックしてアクセスしてみる

上の例の場合
http://192.168.1.40/にアクセスする
It works!

This is the default web page for this server.

The web server software is running but no content has been added, yet.
というページが表示されたらWebサーバーの起動成功。

Sambaのセットアップ

Webサイトを外から書き換えられるようにSambaでフォルダを共有する


sudo nano /etc/samba/smb.conf

と入力する。パスワードを求められたらubuntuのパスワードを入力


[baser]
comment = Baser root
path = /var/www
browsable=yes
read only=no
writeable=yes
guest ok = yes
guest only = yes
force create mode = 0666
force directory mode = 0777

上記を追加する。
コントロールキー+O Enterで保存して
コントロールキー+Xで終了

フォルダのアクセス権限を設定する


sudo chown nobody:nogroup /var/www



sudo chmod 777 /var/www

を実行する。

重要。この設定によりWebサイトを誰でも書き換えて実行できるようになります。
セキュリティが存在しないサーバーになりますので、決して外部に公開したサーバーでは使用しないでください。
これはあくまでもBaserCMSをローカルで動かすためだけの設定です。

PHP5.3のインストール

Baserでは5.2.17以上のPHPをサポートしているとなっているが
現状では最新版PHP5.4では正しく動作しません。
そこで少し古いPHP5.3をインストールする


sudo apt-get install libxml2-dev

をタイプしYで継続


sudo wget -P /usr/local/src http://jp.php.net/distributions/php-5.3.17.tar.gz

sudo mkdir /usr/local/php-5.3.17
cd /usr/local/src
sudo tar xzf php-5.3.17.tar.gz
sudo apt-get install build-essential libtool manpages-dev manpages-ja-dev libtool-doc

をタイプしYで継続


cd php-5.3.17
sudo ./configure --prefix=/usr/local/php-5.3.17 --enable-mbstring --with-apxs2=/usr/bin/apxs2
sudo ln -sfn /usr/local/php-5.3.17 /usr/local/php

apt-get install libapach2-mod-php5

をタイプしYで継続

baserCMSのインストール

ホストOSにて
http://basercms.net/download/index.html
からbaserCMSをダウンロードします

圧縮ファイルを解凍し、ファイルをネットワークフォルダ経由で先ほど作ったサーバーのbaser直下にコピーします


http://<仮想マシンのIPアドレス>/index.phpにアクセスするとbaserのインストールが始まります。
baserCMSのインストール [ステップ1]のページが表示されたら
インストール開始をクリックします。


baserCMSのインストール [ステップ2]のページが表示されたら一番下までスクロールし
次のステップへをクリックします。

baserCMSのインストール [ステップ3]のページが表示されたら
データベースタイプにCSV
初期データはサンプルのデータが欲しい場合Core.Demo サンプルが要らない場合Core.Defaultを選択してください

baserCMSのインストール [ステップ4]のページが表示されたら
管理者用メールアドレスと
ユーザーアカウント名、パスワードを設定してください。

これでインストール完了です。

おまけ

DreamWeaverのサイト管理にbaserCMSを設定する

DreamWeaverのサイト管理にbaserCMSを設定するとDreamWeaver上での操作でダイレクトにbaserCMSのファイルをいじることが出来ます。
[メニュー]-[サイト管理]を選び新規作成をクリックし、サイトを選びます。
サイトにどんな名前を設定しますか?に「baser」
サイトのHTTPアドレス(URL)を入力してくださいに
「http://<仮想マシンのIPアドレス>」

ColdFusion、ASP.NET、ASP、JSP、PHPといったサーバーテクノロジを利用しますか?に
「はい。サーバーテクノロジーを利用します。」を選んだ後
どのサーバーテクノロジーを使用しますか?に「PHP MySQL」を選択。

作業中のファイルの操作方法を選択してくださいに
「ローカルネットワークを使用してリモートのテストサーバー上で直接編集」を選択し
ネットワーク上のファイルの場所に「\\<仮想マシンのIPアドレス>\baser」を設定

自分のサイトのルートの参照に使用する URLは何ですか?に
「http://<仮想マシンのIPアドレス>/」を設定

最後に終了を選択すると完了です。

テーマのカスタマイズなどを行いたい場合は、ネットワークフォルダ経由で編集が行えます。

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