Nexus7を3ヶ月使ったのでここらでレビューしてみようかと思います。
良いところ
レスポンス
Nexus7を使っていて一番に感じるのはストレスがないこと。同じタブレットのOputimusPadが割とプチフリを繰り返すのに対して、レスポンスが常に安定していてとても気持ちいいです。
このあたりプロジェクトバターの効果なのでしょうか、GalaxyNexusでも同じような印象を受けました。
Androidでよく言われる引っかかり感というのも皆無です。
画質
retina iPadと比べると劣りますが、密度感がありコントラストが高く観ていて美しく疲れない画面です。他のタブレットやスマートフォンと比べて発色が良く特に白が綺麗に出ます。
タッチパネルの精度も高く、誤認識することがありません。
音質
アナログ出力端子にアンプを繋げてSoundFireで音楽を楽しんでいますが、音楽鑑賞が出来るほどに高音質です。安物商品にありがちなとりあえず音が鳴るだけの端子ではないようです。
内蔵スピーカーも、このクラスにしてはまともな物が入っています。
素晴らしい音が鳴るわけではないですが、音楽を聴いても良いかな と思わせる程度の音はなってくれます。
持ちやすさ
購入当初は後ろ側が滑りやすく持ちづらかったのですが、油が取れてきたのか次第に持ちやすくなりました。300g台という重量に加えて細身ですっぽりと手に収まる大きさ、適度な厚みと角が面取されていることで手になじみ
より軽量な他のタブレットと比べても持ちやすく感じます。
USBホスト
変換ケーブルを買ってきたら外付けキーボードを繋いだりスマートフォンのバッテリー代わりになります。Bluetoothのキーボードは取りこぼしがあったり、マウスと同時利用が苦手だったりするので本格的に使うのにも役立ちます。
MicroUSB
USBと言えば充電ケーブルがありふれたmicroUSBなのもうれしい。タブレットは専用の充電コネクタが必須という場合が多いのですがNexus7は普通のMicroUSBで充電が出来ます。
おかげでいくらでも安く充電ケーブルが手に入りますし、他のスマートフォンと充電ケーブルを共用することもできます。
ソフトウェアキー
個人的にはUIが統一され確実に操作ができるハードキーが好きだったので、Android3.0でソフトキーに変わったときは懐疑的でした。しかし、動画を見るようになって合理的であることに気づきました。
動画になるとボタンが隠れて画面が広がるのです。
このため、通常の操作時はほどよいサイズに収まりながら、大きな画面が欲しいときは大画面になると言う、ちょっとした可変サイズディスプレイの役割を果たしてくれます。
今ではハードキーが付いている端末を見ると、そのスペースもったいない って思うようになってしまいました。
この効果が一番発揮するのはタブレットより、スマートフォンですが
Android4.1
やはりなんと言っても新しいOSが使えるのがうれしい。世間一般でよく言われるAndroidへの不満の多くはNexus7では感じませんでした。
ここがイマイチ
3Gがない(3G版が発売されました)
これほど持ち運びやすく快適な端末だからいつでもどこでも持ち運びたい。というより、これ一台有って通話が出来たらもうスマートフォン要らないかもと思うぐらい便利
なのに3Gがないので屋外で使うにはテザリングやWiFiスポットが必要でちょっともったいない
SDカードがない
あとから容量を増やしたいと思っても増やせない背面の素材
さらっとしていて気持ちが良いし、時間とともに手になじむけれど、もうちょっと滑りにくい素材にすればもっと持ちやすかったと思う。買いか?
今タブレットを持っていないか、10インチクラスのタブレットに重さを感じているなら買いです。
高級ではないにしても、チープではない質感、文句なしの性能、持ちやすさ
タブレットに必要な要素を全て網羅しながら価格は超手頃ですし、
2000円のチケットまで付いてくるのだから現行最強のタブレットと言えます。
ただし、日本では3Gが付いていないので屋外では役立たずなのが残念。
買い度80点
おまけ
動画でNexusの魅力を紹介します
起動速度比較
電子書籍として使う
ぬるぬるのコンパスモード
Nexus同士を繋ぐ
キーボードを繋ぐ(動画ではGalaxyNexusと繋いでいるけれどNexus7とも可能)