Nexus7を電子書籍端末化レビュー

2012/7/24 18410hit

最近破格の電子書籍端末が話題ですが、PDFがまともに開けなかったりするようです。
それなら破格のタブレット、Nexus7で試して見ましょう。

以前AndroidタブにPDFを入れた時と同じく今回もWEB+DB PRESS 総集編 [Vol.1〜60]を入れてみます。
3千円弱で9万円分の本が入ってる超お買い得な電子書籍です。


導入するにはまずKindleをNexus7にインストールした後にUSBケーブルでPCと繋ぎ/kindleフォルダにPDFをコピーします。 簡単。
ちなみに、USBでPCとつないだままでkindleをインストールすると/kindleフォルダができたことがPCに伝わらなかったりするのでそういう場合は一度USBを接続し直すと良いです
Nexus7

あとはKindleをたちあげて書籍を開くだけ、
動画を見てもらうとわかりやすいですが、PDFの読み込みは一瞬です。
フルカラーのPDFはたいていのタブレットでかなりもたつくのにこれもサクサク

1ページずつのページめくりだけじゃなくページを指定して一気に飛ぶ場合も楽々。
特に雑誌の場合はページ指定で飛ぶことが多いので助かります。
ドキュメント内検索もできるので、例えばjQueryなどで検索すればjQueryについて話題にしているページの一覧が表示され該当のページに一気に飛んでいってくれます。
音量調整ボタンをページめくりに使うこともできるので、フリック操作で気を紛らわすこと無く、サクサク読み続けることも可能。

以前紹介したOputimusPadと比較した場合、様々な点でNexus7が使いやすくなってます。
一番感じるのは軽さで、Nexus7はわずか340gとOputmusPadの620gやiPadの650gの約半分
Oputimus Padも持ち方を工夫すればあまり重さを感じないのですが、寝て読むときなどつまみ持ちをする時は長時間使うのが辛かったのですが、Nexus7だと漫画本二冊程度の重さしか無く全く疲れません。

寝ながらNexus7
画面の回転ロックがいつでも通知エリアから設定可能になったことで、
横向きに寝るとページが回って読めない って不満が解消されました。

文字がくっきりしていて小さくても読みやすい
そして意外だったのが文字が読みやすいこと
OputimusPadの8.9インチと比べるとNexus7は7インチと一回り画面が小さいのに実際には文字が読みやすい。
A4のWebDB Pressを読むとき、OputimusPadは長文を読むとき文字を拡大させて読んでいて、やっぱりA4をよむなら10インチクラスが要るかなと思っていたのですが、Nexus7はそのままの解像度で読めます。
おそらく発色がよく文字の輪郭が見えやすいからじゃないかなと思ってます。
さすがにThe new iPadほどの読みやすさはないですが、軽さやコンパクトさを考えると良いバランスだと思います。

ページを開く速度はOputimusPadも不満がなかったのですが、ページをめくる滑らかさはOputimusPadに比べて明らかにヌルヌル感
このあたりはクアッドコアのTegra3やJellyBeanのProjectButterが効いているのでしょう。
OputimusPad最大の不満点だったアプリ起動中にスリープに入るとスリープ解除時に画面が出るまでもたつく現象もNexus7では全く発生しません。

最後に残念なところが3点
一つは3Gがないこと。 これだけ持ち運ぶのに適した端末なのに屋外でネットに繋ぐには別途テザリングが必須。
GalaxyNexusでテザリングをしてみたところ普通にハイクオリティなYouTubeを安定して見ることが出来ましたが、直接繋がってくれたほうが嬉しい。
3G版でたらもう一回線追加で契約してでも買うと思います。
(噂によると通信会社とのゴタゴタを避けるためとかいう話もありますが真偽不明)

二つ目は容量の少なさ。内蔵ストレージが8GBと16GBしかなく、しかもSDカードスロットもないため利用可能な領域はあまり多くありません。
3GB程度は標準で埋まっているため実質5GB/13GBで、音楽を入れたり動画を入れたりというのは不向き
Google的にはGoogleMusicのようなクラウド使えよってことでしょうが、日本だと音楽のアップロードが今のところ不可
32GB版や64GBも出て欲しいです。

三つ目は日本で売っていないこと。
まったく、なんで面白そうな端末はいつも日本が後回しなんでしょうか
日本語のローカライズされていて漢字変換(iWnn)まで入っているにもかかわらずですよ
個人輸入などで買うことはできますが本国の$199(約\15,000)に比べると割高な料金設定です。
(英語が可能なら海外の通販サイトの中には数千円の送料で日本へ配送してくれるところもあるみたいです)
日本のベンダーを囲い込むためにも一刻も早く日本で正式発売すべきだと思います。

ということで、上記3つを除いたら現状最強のタブレットです。




正直なところ今まで$199というと安かろう悪かろうのボリューム帯だったのに文句ナシのスペックに最新OS乗っけてこられたのでは他社は相当強烈な個性でもない限り厳しいんじゃないかと思います。
サイズや価格帯からKindleFireキラーと言われていますが、むしろ一番被害を被るのは5万円以上の高価格・高スペックタブレット陣営だと思います。
正直言って、国内Android陣営のタブレットはかなりの量が淘汰されるでしょうし、次世代iPadも現行の重厚長大路線に見直しがかかるかもしれません。
そしてAndroid開発者としては本格的にタブレット時代が訪れる準備をしないといけない時が来たと言えます。

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コメント

名前:KYO|投稿日:2012/07/25 10:16

イイネ。使いやすそう

名前:kenz|投稿日:2012/07/25 23:15

うん、とっても使いやすいよ
これで$199は裏ワザすぎる

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