なぜデザイナーとのコラボイベントは失敗するのか

2012/3/29 7023hit

おかげさまで満員御礼で受付を締め切る事になった
非デザイナー向けアイコンデザイン勉強会

このイベントの当面の目的は自分自身でデザイン出来るようになること
しかし長期的な目的は別に有り、プログラマーやプロジェクトマネージャーがデザイナーとコラボレートする事です。

まず、断っておきますが、私はデザイナーでは有りません。プログラマーです。
よくInkScape勉強会やアイコンデザインなどをやっているせいかデザイナーなんでしょ? って言われますが
本職はJavaでPHPやJavaScript、C#、Pythonなどが好物です。

なんでそんなやつがデザインの勉強会をするのか?
それはプログラマーとデザイナーがお互いを異星人と思っている事に気づいたためです。
近年スマートフォンアプリマーケットなどの隆盛により、個人が個人に対してアプリを作って販売することが増えるようになってきました。
そのような環境ではデザインが特に重要で、プログラマーはデザイナーを強く欲している状態で、
プログラマーの勉強会でもデザイナーとコラボをしたいという話を良く聞くようになっています。
その勉強会は大きく2つの種類に分かれます。
一つは著名なデザイナーを金で連れてきて、デザインの凄い話をプログラマーが子守唄にするイベント。
もう一つはデザイナーが集まらず結局プログラムの勉強会になっているイベント。

私は知人に本当のデザイナーが多いので、なぜイベントにこないのか聞いてみる事にしました。
「敷居が高そうな気がする」と言う答えでした。

逆にイベントを開催する方に聞いてみると、敷居を思いっきり下げても人が集まらないと言います。
「デザイナーなら誰でも良いよ、 デザインについて何でも良いから喋って!」

このギャップはなんだろう、と思って逆の立場で考えてみました。

もし自分がデザイナーのイベントに
「プログラマーなら誰でも良いよ、プログラムについて何でも良いから喋って!」って呼ばれたら

あー敷居高いですね

「何でも良い」ってのが一番困る。
簡単すぎて馬鹿にされるかもしれないし、逆に難しすぎてドン引きされるかもしれない。
それに、凄く無関心な気がする。
本気でプログラム勉強したいって思ってたら何でも良い訳がない。
何でも良いって言う時点で本当は興味が無いんだろうなって思ってしまう。

実際、デザイナーの中にはプログラマーを異星人と信じて疑わない人が居ます。
プログラムは自分には無理と決め込んで居る人。
そんな人に向かってプログラムの話題を喋りたくないです。 

でも、これが
非プログラマー向けイラストレータJavaScript勉強会で
デザイナーが独学でJavaScript勉強しているって言われたらどうだろ。
「何でも良い」勉強会よりずっと行ってみたい。自分が力になれるかもって思いませんか?

そう、デザイナーとコラボしたいなら、まずは自分達で自主的にデザインの勉強をするべきだと気づいたのです。
そしたら、雑誌デザインや、Webデザインしているけれど、Androidのデザインも興味有るなー
って思ったデザイナーの人もやってきてくれるんじゃないかと

プログラムが決してプログラマーだけのものでは無いように、デザインは決してデザイナーだけの物ではない。
そして、自分では出来ない高度なところはデザイナーに助けてもらおう。
今度のイベントはそんな意図が有ります。

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