ダイアログ
ダイアログはアプリがユーザーにタスクを続けるのに必要な決定や追加情報の確認を促します。シンプルなキャンセル/OKの決定から、ユーザーに設定を行わせたりテキストを入力させるなどより複雑なレイアウトによる要求までありえます。

1.オプションのタイトル領域
タイトルはダイアログコンテンツの導入です。例えば、ユーザーが変更しようとしたり、決定しようとしている設定の名前を確認する事が出来ます。
2.コンテンツ領域
ダイアログのコンテンツは様々です。ユーザーがアプリやシステムの設定を変える設定ダイアログのために、ダイアログはスライドバーやテキストフィールド、チェックボックスやラジオボタンなどのUI要素を含むかもしれません。
あるいは、アラートのようにコンテンツはユーザーの決定のための詳細な情報を提供するテキストのみで構成される場合もあります。
3.アクションボタン
アクションボタンは通常キャンセルやOKからなります。OKは優先されるか最も可能性のあるアクションを示します。
しかし、オプションが「閉じる」や「待機」など特定の行動からなる場合、コンテンツ領域で記載されたアクションの確認や取り消しをするのではなく、全てのボタンを動詞とすべきです。
一般的なルールとして、否定的なアクションは常にダイアログの左側で、肯定的なアクションは右側です。

Androidで使われるダイアログの典型例
アラート
アラートはプロセスの前に確認や承認が必要である状況をユーザーに伝えます。それらはシビアさと伝えるメッセージの影響によって僅かに見た目が異なります。
タイトルバーが無いアラート
殆どのアクションはタイトルを必要としません。通常、決定はシビアなインパクトが無く1,2文で簡潔に要約出来ます。
コンテンツ領域は質問(例えば「この会話を削除しますか?」)であるか、アクションボタンとの関係がはっきりとわかるはっきりとした宣言でなければ行けません

タイトルバーがあるアラート
タイトルバーをもつアラートは控えめに使ってください。データの消失、接続、追加料金等ハイリスクな操作のときだけ適切です。
タイトルで明確な質問または宣言をして、追加の説明をコンテンツエリアで行う必要があります。
質問や宣言を短く保ってください。例えば、"USB ストレージを消去しますか?"と言うように
弁明を入れるのは避けてください。
ユーザーは内容を完全にスキップ出来る必要があり、加えてアクションバーのテキストとタイトルでどんな選択が利用可能なのかはっきりと教える必要があります。

ポップアップ
ポップアップはユーザーに一つ選択してもらうのを要求するダイアログの軽い版です。ポップアップは承認やキャンセルをさせる明確なボタンを持ちません
その代わりに、選択する事でワークフローを進めて、枠外をタッチする事でダイアログを消し去ります。

トースト
トーストは小さなポップアップで操作に対するフィードバックを軽く提供します。例えば、Emailを送信前に別のところへナビゲートしたとき「下書きに保存しました」トーストにより、ユーザーはメールの編集を続ける事が出来る事がわかります。
トーストは一定時間経過すると自動的に取り除かれます。

次へ
前へ
目次に戻る
原文
Except as noted, this content is licensed under Creative Commons Attribution 2.5.