手持ちの道具で小物を綺麗に撮る方法

2011/12/15 10199hit

Yahooオークションなどで小物の写真を撮る人は増えたと思うんだけれど、
自宅で小物の写真を取ろうとすると結構難しい。

そんな時、Facebookでカメラ照明の話をしていたら面白いテクニックを教えてもらいました。
武蔵野電波のプロトタイパーズにて紹介された方法。

必要なもの

  1. カメラ
  2. 三脚
  3. LEDライト


小物の写真で難しいのは照明。
何も気にしないで取ると影が出やすく暗い写真になってしまう。

家の蛍光灯だけで撮ったバスの模型 影がくっきりと出てちょっと物悲しくなっている。
そこで、より本格的に綺麗な写真を撮るためには補助のフラッシュを使ったりレフ板という反射板を使ったりする。

けれど、なかなかそんなに道具を揃えるのは大変
そこで、発想の逆転、沢山の光源を置くのではなく、1つの光源を動かせばいい。
シャッター速度を長くしてその間照明を動かせば擬似的に多光源が演出できる。

やり方は簡単、カメラを固定してAFでピントを合わせたあと、ピントを固定し、シャッター速度を10秒以上にセット、ISOを最低にしたらLEDライトを片手に持つ。
部屋を真っ暗にしてシャッターを切り、手に持ったLEDライトを動かし被写体をいろんな角度から照らす

するとなんという事でしょう、あの硬かった写真がこんなにふんわり 影が消えて、毛並みも柔らか
下に引いたコピー用紙も和紙のような写りになってる。

面白くて色々撮ってみた。
FOSSILの腕時計、基板風の文字盤がかっこいい時計だけれどがカメラ泣かせの時計。

HT-03A
使い古された携帯電話も、陶器のような上品さ


さらに単にラフ版の代替えになるというだけじゃなく、動かし方を変えるだけでいろんな照明が作れちゃう
缶バッチ
輪を描くように光を当てればハイライトが広がり、外の景色が写り込んでいるような不思議な質感が出来ました。

ドロイド君
上から光を浴びせるようにまんべんなく当てて平坦な感じにしたり

お気に入りRoot'sの時計
下から光を透かしてライトテーブルに乗せているかのようにしたり

光をまんべんなく当てれば、日中の屋外撮影のようにも見えるし

あえて光を一箇から極端に当てることで朝日が差し込む室内のような演出も

他の写真は10秒ほど光を当てたけれど
短く3秒ほど照射すると陰が残ってしっとりとした質感に


EffectiveJavaの読書会で使うために買ったLEDライトですがこんなに役立つとは思っても見なかったです。
この撮影自体はLEDライトの代わりに携帯のLEDフラッシュを使いました。LEDスタンドほど動かしやすくないけれど、一応使えました。


特殊な道具なしで質感がぐっと良くなることもさることながら、
普通小物撮影というと、ちまちました作業になりがちなのに、LEDライト持って体を動かしまくる楽しさ、
何ができるか現像されるまでわからないというワクワク感もあって撮影が本当に面白かった。

ただ、問題点もあって、一番はシャッター速度が長いので1枚撮るのに必要な時間が長い
ノイズキャンセラーが付いている場合、撮影時間はシャッター速度x2になるので長時間露光した場合かなり待ち時間ができる。
あと、暗い仲LEDに照らされた明かりを見続けるので目が痛くなります。

最後におまけで、
LEDを付けそこねて無灯火30秒で取られたRoot'sの腕時計。
蓄光塗料と各種パワーライトの明かりが写ってなんとも幻想的な写真ができちゃいました。
こういう予期しない写真が取れるのも面白い







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