Google I/O 2017渡航記 I/O 2日目編

2017/11/14 427hit

今日はI/O二日目
今日の予定はI/Oに参加しつつお昼は日本人大集合へ参加、午後はGooglePlexを見つつコンピューター歴史博物館へ行ってみようと思っています。
夕方にはアジア太平洋のGDGオーガナイザーでパーティーがあり、夜はAfter hour Concertがあります。

I/O会場まで

昨夜が遅かったのでゆっくりと寝ましたとは行かないのですが、7時頃に置きておもむろに朝食。
8時に出発してショアラインアンフィシアターに到着したのが8:30でした。
去年によりやや近いホテルにしたのでもう少し移動時間は削れるかと思っていたのですが、意外と移動に時間がかかります。
サウスベイフリーウェイからマニラアベニューまでのインターチェンジが渋滞してここで時間を取られる感じです。

なんとなくサンフランシスコに住んでいる人がサウスベイに出社するって言うイメージがあって、朝はサンフランシスコ→サウスベイ側、夕方は逆が渋滞するのかななんて思っていたのですが必ずしもそればかりではないようです。

I/O会場

今日はアジア太平洋のGDGオーガナイザーパーティーがあるのでGDG Organizer partyで渡し忘れていたお土産(日本酒とハッピーターン)をI/O会場に持ち込みます。

と思ったらセキュリティチェックでバッグを開けろと言われてごつい黒人のガードマンに日本酒を取られて これは何だ って言われてしまいました。
そのパッケージがこれ

あー なんか色々アウトっぽい気がする。
会場内で飲むわけではないとはいえ、流石に酒持ち込みはまずいか!?
というか、このパッケージ、もしかして黒人蔑視的な表現で受け取られていないか?

とっさに出た言い訳が「This is my Local characlter. He is a Mr bear.(これは私の地方のキャラクタでくまモンと言います)」
あと、色々言い訳したのですが(ここには書けない)なんとかお目こぼし頂きました。

ちなみに、くまモンはI/O初上陸というわけではなくて、数年前にくまモンのTシャツを着た登壇者がいたりします。




Building apps for the Google Assistant

今日朝イチのセッションはGoogle Assistant向けのアプリ作り方
8:30スタートなのでちょっと遅刻しました。


Google I/OのGoogleAssistantアプリのデモを行っていました。
セッションについての情報を得てシートの予約をとることが出来るとのこと。
これがいわゆるスマートフォンアプリを作ること無く、Google Assistantアプリを作ればAndroidスマートフォンはもちろん、GoogleHomeやAndroidTV、AndroidWear、そしてiPhoneからもアクセス可能だということはけっこうなインパクトな気がします。

デモの途中でアプリが落ちてるんですが・・・ ライブデモは魔物が住んでいますね。

Android Wear: What's new & Best Practices


Android Wearは2.0で正しい方向に行きながら完成度がまだ追いついていないように思います。
1.xの時から比べて長文のドキュメントは読みやすくなりましたが、一方で開発は困難で対応アプリも増えていない状況があります。
ただ、去年よりはセッションの参加者数が確実に増えているように思います。
Complication APIをちゃんと使えという話から
はい、これは実際に使ってみると便利だしWear2.0はComplicationAPIありきで実装されているのでできるだけ早めに実装したいと思っています。
TextRendererとComplicationDrawableを使うことで実装が容易になるとか! これはやってみないと

UIの更新が入っていました WearableNavigationDrawableは使いにくいので頻繁に使わない機能で利用すべきということがわかったそうで。ガーンQRCopierでもろに使っています たしかに手数が多くて使いにくいとは思っていました。
これも作り変えないと

Wear1.0のリリースが変わってAPKを埋め込まなくてもPlayStoreから正しいAPKを持ってくるように変更されるそうです。
ここ2.0でやり方が変わって厄介でしたからね

autosize_textはディスプレイサイズが小さくディスプレイの形状も特殊なWearでこそ生きそうですね。
Background limitはそもそもそんなにバックグランドアプリはWearではそんなに多くなさそうだから効果うすそう。

Wearのバッテリー量がすごく少なくスマートフォンの1/10しかないことが紹介されました。
しかも、Wearのバッテリーが消えることはスマートフォンのバッテリーが消えることよりもかなしいのでバッテリーを維持させることが重要。
そこでバッテリーを節約する方法が紹介されました。
Ambient modeを使う、暗い背景を使う。

面白いのはアニメーションを表示するとバッテリーを激しく消耗するのでプログレスバーの表示を点滅させて1/3にすることでバッテリーの消耗を減らすことができたとか、秒針をカチカチと1秒毎に動かすことでバッテリーを節約できるみたいなテクニックが紹介されました。

言うまでもなくAndroid Wearはソフトウェアが不足しまくっているわけですが、それこそ開発者としてはやりがいのある状況であるともいえます。
もう少し頑張ってみましょうかね

What's new in Android Support Library


Androidは最新バージョンのアップデートが端末によって行われず新機能が使えない問題が深刻なわけですが、とりあえずの対応としてでているのがSupport Libraryの存在。
Suport Libraryで対応されれば古いバージョンのAndroidでも新APIが使用できるようになるので、実質的に言うとWhat's New Androidよりも緊急性が高く重要な内容だったりします。

Android Support Libraryを全く使っていないエンジニアは部屋の中で一人だそうです。
実際の所Support Libraryが登場したことでAndroidの開発は随分楽になりました。まだサポートライブラリーを使っていなかった頃のサービスを保守していたりすると、かつてはこんなことまで苦労していたっけな と懐かしい気持ちになったりします。
去年サポートを打ち切られた2.2以下に加えてAndroid2.xと3.xのすべて、すなわちAndroid API 14未満のサポートが打ち切られるそうです。
これの目的はメソッド数の削減にあるそうで、いわゆるDEXのメソッド上限問題への対応のようです。
API 14未満を使う場合は古いSupportLibrary25.Xを使い続けることになり、新機能の提供はされなくなるとのこと。
これにより前回の削減と合わせて1800近いメソッドが削減されることになるということ・・・・
っていうか1800だと正直雀の涙という感じがしますね
Support Libraryだけで数万のメソッド数がありそれがメソッド数の上限問題だけでなくAPKの肥大化などの問題も含んでいるのでもっとスマートな対応を期待したいところではあります。

基調講演でも語られていましたがMavenでSupportLibraryが配信されるようになります。
意外と地味に面倒だったのでこれはありがたい。

Issue Trackerが新しくなりました。
Support Libraryにまつわる不具合は諸々あってIssue Trackerに投げることもあるのですが、解決前の課題が見えづらかったりして使いにくかったんですよね これは凄く良い改善。と思ったけれど会場内でリアクションしていたのは私だけでしたw
5:35くらいに登壇者がちょっと喜んでいるのは私が一人だけリアクションしていたことに対する反応ですw。

AOSPでの修正も可能ということ、今後はバグを見たらAOSPに投げるようにしましょう。

DownloadableFontは全てのアプリでダウンロードしたフォントがキャッシュされ共有されるとのこと。これならより自由に自分の好きなフォントを使用できそうです。

絵文字のサポートが行われました。今まで絵文字は端末によって互換性がなくバージョンが古い端末では表示されなかったり、豆腐になっていたのが正しく表示されるようになるそうです。 幾つかの対応ライブラリーはこれまでにもあったのですが、公式に対応してきたことでかなり安心して絵文字が使えるようになりますね。
仕組みとしてはDownloadable Fontを使っているようです。

VectorDrawableのパスモーフィングがAPI14以上で使えるようになるそうです。
たすかる

全体的によりよいUIを作る方法が簡素化されていくのはうれしいですね。

日本人大集合

昼食では恒例となった日本人大集合記念写真撮影会を行いました。
昼食時に日本人が集まって集合写真を取るだけというライトなイベントです。いつはじめたかは覚えていないのですが、特に初I/O参加者の人にとっては見知らぬ人と喋る機会ができたなどポジティブな感想が多く毎年開催のリクエストを受けています。


その後GooglePlexに自転車で移動します。
自転車については去年も乗ったのですが、去年は本当に乗っていいかどうかわからなかったけれど、今年は乗って良いとアナウンスされていたので安心して乗ることができます。

ペダルを漕いで逆方向に回すとブレーキが掛かる仕組みです。

ということで、自転車でGooglePlexまで来ました。
歩くとけっこう距離があるのですが自転車だとスイスイ行けて楽しい。

Nougatのマスコットキャラクターがいました。
前回来たときはまだNの開発者プレビューが出ている状態だったので、Lollipopしかなかったんですよね。

去年見かけたティラノサウルスのオブジェクトがまた進化していました。

2013年の時点ではティラノサウルスを鳥類が食べてしまったような演出がされていました。
かなりグロテスクだけれど、進化論を表現しているようでかっこよくもあります。


それが2015年では鳥類がいなくなっていて、普通の恐竜のオブジェクトになっていました。
2014年は様々な不気味なオブジェクトが点在していたのですがそれらも合わせて一掃されていたため一般化を狙って不気味な演出は控えたのかと思っていたのですが

あれ?お尻のあたりに何か落ちてる。

わわッ 鳥類が食べられてウ○コになっている。


ビギナーセンター付近でアンケートを行っていてアンケートが終わった人はドロイド君フィギュアがもらえるとのこと。
早速やってみたのですが質問項目がめちゃくちゃ多くて全部で15分位かかりました。
現在どれくらい終わっているのかがわからないので、途中から永久に終わらないのではないか?と不安になりました。

あと、この時になって気づいたのですが今日はこのままI/O会場に帰るのはアジア太平洋のパーティーが終わったあとになるのでAfter Concert以降になります。I/O会場内でしか発売していない記念グッズ、特にドロイド君フィギュアのI/O17バージョンが欲しかったのですが、会場内の売店は例年二日目の5時位で終了してしまうので今年は限定フィギュアを買えそうにありません。


過去バージョンのドロイド君はGoogle Bldg44からビジターセンターやGoogle Shopがある周辺に移動されています。


Google Shopでお土産を買い込みました。くまモンの日本酒やらはっぴーたんやら既に満載していたのでバックがパンパンです。

コンピューター歴史博物館


向かった先はコンピューター歴史博物館。
アンフィシアター付近にある数少ない観光地の1つです。


昔テレビとかで見たことあるやつだ−


IBM729。これもテレビでよく見てたやつ。
テレビではこれらの展示物はちゃんと動作するように修理・保守されているとのこと。それもボランティアに寄る有志が行っているそうです。

パンチカードがあって試し打ちできるようになっていました。
この打ち心地が実にきもちいい。
硬質な金属を押し込んでいく感覚といい、最後に穴が開く直前のプツリと紙がちぎれる感覚といい、現在のどんな高級キーボードでもこのフィーリングにはかなわないと思います。


World warcraftで使われていたサーバーブレード。
中のデザインまで凝ってるなぁ。日本のゲーム会社も同じようにサーバーデザインを凝っているところとかあるんでしょうか
最近はどこもクラウドになってたりするのかな


クラッシュテストで使われた車。
こういうのを展示してくれるのもうれしい。


携帯電話の歴史。 スタートがマサイ族の棍棒になってます。


自動運転の要 Lidar装置。
高速シャッターを使って止めてみましたが、実際には高速回転していてこの機械で360度の深度を図り障害物の距離や移動方向などを探ります。


Googleカーも置いています。
頭にある黒い出っ張りがLidar装置ですね


日本の軽自動車よりももっともっと小さなGoogleカーですが、エンジンやハンドルがないため思いの外広々とした室内です。

世界一高い椅子。
一昨年行ったときはビビって座れませんでしたが、今年は座っちゃいました。


世界最初のプログラマーとも言われているAdaさんの記録や本人が書き残した手紙なども展示されていました。


字がめちゃくちゃキレイです。


1971年のゲーム。
1971年にコンピューターゲームが存在していたというのが驚きです。
ブラウン管はすでに実用限界以下まで劣化していて殆ど見えないのでわざわざ暗室まで作ってプレイアブルな状態で展示されていました。
やっぱりアメリカってこういう所が凄い。 日本だとどうやっても触らないでくださいというレベルのものじゃないかと

コンピューター歴史博物館はかなり楽しめました。時間が有れば丸一日いても飽きなさそう。

GDG アジア・パシフィックパーティー


日本だととりあえずビールですが、こっちだととりあえずビールかワイン どっちにする? って言うのが多い気がします。

パーティーについては純粋なパーティーが主で自己紹介をやったり喋ったり、ドローンを飛ばして記念撮影したり。
アジア圏が多いこともあってわりと英語が苦手でも寛容なのがうれしいです。

After Concert

その後、I/O会場に戻るとConcertが始まっていました。
今年は誰が出てくるんだろうと思っていたら LCD SoundSystemというバンドとのこと。

たしかに、会場内にLCD SoundSystemのポスターがいっぱい張っていたけれど、あれって音響設備のポスターじゃなかったんだ・・・
例年I/OのConcertでは誰だろう?という人がステージに立つことが多くて、 誰?とFacebookでつぶやいたら凄く大物アーティスト(DJ AOKIとか)で音楽界隈の人から羨ましがられるという流れがあったのですが、今年はFacebook内でも誰?って感じになってました。


かっこよかったよ 誰か知らないけれど

ベトナム料理

ホテルに戻ろうとバスに乗ったらHangoutで飯食いに行きましょうというお誘いが来ました。
かなり飲みすぎている気もしましたがせっかくだから行ってみよう。

Uberに乗ってMountainView近くのベトナム料理店へ


Phoとビールを注文。 いやいやなかなか肉が赤いですよ大丈夫かな・・・

そして生野菜群。もやしとかも生です。
味は・・・ かなりクセのある味です。パクチーの強烈な匂いをさらに強調するみたい。
もやしもやっぱりすごい匂い。 まさにアジア感がすごい。日本ではこんなの食べられないはずです。
そう言えば、以前行ったサンマテオの中華料理も日本では食べられないレベルの中華料理で凄く美味しかった。
なんでアジアの料理をアジアな日本で食べられなくて太平洋渡ったアメリカで食べられるんだろう。

ということで、Uberにのってホテルまで帰ります。
Uberのドライバーは酒臭い客が来て困っただろうなぁ
悪い評価を付けられるといけないので、ドライバーさんと話していたのですが気さくで良い人でした。帰る途中にGooglePlexの近くを通ったら ここがGooglePlexだよーとかって教えてくれました。 そこから来たんですけれどね。

さて、長いようなI/Oもついに最終日です。 実のところ今回は二日目に見たいセッションが多く、けれどそれらを見逃しているのであとでYouTubeで確認したい。
三日目はこれと言って見たいセッションがないんですよね
Android Wear UI development best practice くらいかなぁ

あと、明日はI/Oが終わったあとはサンフランシスコ市街地へ移動するのでI/O会場に行く前にホテルをチェックアウトして荷物をI/O会場に預けないといけません。(預けられるなら)
明日の朝困らなくて良いように荷物をまとめておきます。
おやすみなさい。

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