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東京モーターショー2005 日産

日産はメインのコンセプトカーを中央に置き、その周りに他の車を取り囲むというスタイル。
そして、その中央に展示されたのはもちろん 今回のモーターショーの主役

日産GT−R

日産ブース内で話題になっているのはもちろんですが、
他社ブースでも話題に上がっていて抜群の注目を浴びてました。
プロトタイプながら車体のデザインはほぼこのスタイルで行くそうです。
スタイルを公開してしまうことで偽装を行わず堂々と走行試験が行え
空力特性を正確に最適化していけると期待されます。
ちなみに、4年前に公開されたGT-Rコンセプトはこんな形

デザインの方向性は意外なほど変わってないけれど、
各部のデザインのチューニングが進んだことでより鮮度を増してます。
フロント周りで気づくのはまずはGT−Rのロゴが戻ったこと
前回のグリルに日産マークが残っているのは不評だったようです。
ロゴが戻ったと言えばロゴのフォントもコンセプトの時はGT-Rロゴがポップになっていたのがコレも戻ってます。

さて、先代との比較は良いとしてデザインの細かいところを観ていきます。

フロント周りで注目したいのはバンパーを分けるライン
ヘッドライトのラインをそのまま引き継ぐようにボディと繋がっていて、よどみを全く感じさせない。
横型ヘッドライトならともかく、縦型のヘットライトでこういうラインを引いてくるとかなり新鮮。
ボンネットの上の二本のエアダクトも注目ポイント
GT-Rの性能は極秘ですが、V型ターボを暗に示しています。

フロントフェンダーの裏側にもエアダクトがあります。
ここはおそらくフロントブレーキ等のタイヤハウスの熱を逃すためだと思うけど、
ヘッドライト下のエアインテークと重ねて見るとエアフローは相当に良さそうでダウンフォース効果もありそう。

サイドから見ると空力にそうとうこだわっているのが見て取れます。
特徴的なのはフードの形でAピラーからグッと立ち上がりそこからスパッと角度を変えた後なだらかに落ち
最後にまたスパッと切れ落とされる。
フロントに比べてリアの方が寝ているのは
R390やFAIRLADY Zで見られる方法で
視界を確保するためAピラーを立て整流効果を狙ってCピラーを寝かしているためでしょう。

ピラーの角度が終端で急になるのは上下からの整流にかわって左右からの整流が加わるためと予想されレースカーで見られるスタイルです。
とすると、疑問なのがあまりに 穏やかなリアウィング
整流されている事を考えればここに巨大なウィングを付けた場合のダウンフォースはスゴソウなのですが・・・
あえてボディ上面は整流に徹しているということでしょうか
それともポルシェのような可変ウィングの採用もあるのでしょうか


リアは日産得意の彫刻のような線と面を主体としたデザイン
マフラー上部が 妙にえぐれているのは何だろう。
案外ここにエアダクトを開けるなんてカスタムを狙っているのか?


リアディフューザー
F1カーのような整流板が付いてます、ボディの下も空力にかなり拘っているようで
ボディーの下面はフロントから前面マフラー部分を除けばフラット
F1マシンのようなリアの赤い半透明のパーツは何を意味するのだろう。
単なるアクセサリか、それともまさかテールライト連動?
よく見るとリアディフューザーの上にエアダクトが存在する。
デフやミッションの冷却機構が付くのかも知れない

さて、今回GT−Rが注目されているって事があって、とにかくまず先にGT−Rをと狙ったわけですが
案の定GT-Rの注目はものすごい物があって、最終日前日の平日にも関わらず開場わずか15分でこの状態
注目度は群を抜いてました。

GT−Rほどではないにせよカナリの注目を浴びていたのが

PIVO


GT-Rを見に来た人の流れを旨く拾ったと言えなくもないですが
日頃の不便を分かりやすく、でもハイテクに改善する車。
かわいらしいデザインと、運転に不安がある人を安心させる機能満載で
開場からはPIVOくんだー っと指さす女性もいてかなり人気を集めてました。
これが市販されないのは勿体ないと思えるほど。

装備される機能も凄く、小型化されたリチウムイオンや2モーターから4駆動を取り出す機構で大幅な小型化を達成
バック時はキャビン部を180度回転して前進出来るようにするという、なんとも単純明快な方法でバック不要
その機能を裏で支えるのがバイワイヤでアクセルやブレーキに加えてステアリングも全て電気信号化されて駆動される。
Aピラーにカメラを仕込み、Aピラーの外の映像を映し出すことでAピラーの死角を無くすって言うのも単純ながら便利そうな機能。
その他様々なハイテクスペックが組み込まれているかと思ったら
ボンネットの上にクッション材を置いてちょっと腰掛けて一休みできる。なんて冗談みたいな機能もあったり。

しかも夢のスペックじゃなく、これら機能は実際にコンセプトカーで実現され、ステージ場で駆動して見せ
駐車場に模したスペースに入って出てくるなど、便利さをアピールしてました。

いや、実際これ市販しないのは勿体ないですよ

次期シルビアとも言われるのが

フォーリオ

FR5ナンバーというシルビアの特徴を引き継ぎつつ、
デザインは初代シルビアそっくりなのだからそう評価されても当然。

ただ、このシルビアはいわゆる、今の人が言うシルビアの後継じゃない
あくまで初代シルビアの後継
ターボ入れてドリフトをどうのこうのってのじゃなくて、
上品に車を着こなす人のための車。
外車で言うアウディーやプジョーのユーザーに似合いそうな感じがします。
フロントはちょっと格好良さめ、最近の日産にしては珍しく 横長のヘットライトです。
一見シンプルなようですが、よく見ると作り込まれていて、見れば見るうちにどんどんよく見えてくるデザインです。
基本的に一期一会のショーカーとしてはむかないデザインの気もします。


リア周りはグッとノスタルジックになってきます。
こっちの角度からだけ見ると60年代の車と言われても信じてしまいそう。
ただよく見るとリア周りに緩やかなラインが汲まれてたり、エッジが綺麗にフロントから入っていたりと
シンプルに見えながら作り込まれていて 品があります。


ドアは観音扉・見た感じエイトなどと同じフロントを開けないとリアが開かないタイプ

外観がノスタルジックなのに比べて革新的なのがインパネ
まさにモダンリビングを具現化したような高級感溢れるデザイン。
厚みのある素材や、金属と革の組み合わせがカッコいい

次期後継コンセプトと言われるのはシルビアだけじゃなくエルグランドも、

アメニオ

エルグランド後継と言われるだけ合ってデカい。
かなりえぐいデザインしてます。
ショーカーとしてのテイストがかなり強いですが、
グラデーションのかかったリアテールやシンプルながら存在感あるホイールはぜひ市販車でも採用して貰いたい。

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