Nexus5短期レビュー

2013/11/6 8837hit

Nexus5が届きました。
NexusシリーズはGoogle主導で開発されたAndroid端末。
最新のAndroid OSが乗り多くの開発者が使うスタンダードとなっている機種です。
Nexus5は最新のNexusシリーズで、5インチのスマートフォンです。
Nexusのメーカーはモデル毎にバラバラでNexus5の場合LG製です。

外観

モデルはブラックモデルとホワイトモデルがあります。
ホワイトモデルでも全面パネルのうち通話用スピーカー部分以外は黒になっています。
ディスプレイは硬質感を感じる指の滑りが良い触感が特徴的。
指紋は普通に付きます。ChromeBook Pixelみたいに殆ど指紋が目立たないといいのに。

ホワイトモデルの場合通話用スピーカー部分がなぜだか白になっていました。
通話用スピーカーが目立ってイマイチかっこよくない感じ
GalaxyNexusは着信時にLEDが白く光っていたのでどきっとします。
代わりにどっちが上かすぐ分かるのでGalaxyNexusみたいに持ってみたら上下逆だったってことは無くなりそう。


背面はカメラ部分以外ホワイトです。
こっちはカメラ部分が良いアクセントになっていて格好いいです。
背面はさらさらしていて初代Nexus7に近い。
nexusの文字は別パーツになっているのか周囲をきらりと照り返し高級感があります。


イヤホン端子は上部に移設されていました。
手に持って音楽を聞くときやポケットに上下逆さまにスマートフォンをつっこんで音楽を聴くときは下部の方が便利なのですが、
動画を見るときは反時計回りに横向きにすることになるので(時計回りでも良いがAndroidの標準的な横向きは反時計回りのため強制横画面にすると一瞬反時計回りに回転することになる)イヤホン端子が左側から出てきてくれる。
左側につながったあと右側のイヤホンにコードが分岐するスタイルの物が多いので左側に端子があるととても使いやすいです。


使用感

持ってみての第一感想は思ったより持ちやすい。
5インチというとXperiaZ1などと同じクラスですが、より小さなディスプレイを持つGalaxyNexusと比べても持ちやすく感じます。
幅はGalaxyNexusの68mmに比べて69.17mmと僅かに広がっていますが、重量は138gから130gと小さくなっており持った瞬間も軽さを感じます。
側面の形状にNexus5が持ちやすくなっている秘密が隠れていました。
背面付近にもっとも幅の広い部分を置いて前面に行くほど絞り込まれていくスタイルになっていて端末を握ると自然と筐体が手のひら側に吸い付く形になり小さな力でホールドできます。

ベゼルは上下左右細くなっていますが、特に上方向の細くなり方が劇的。
左がNexus5 右がGalaxyNexus


ディスプレイ

画面は流石に5インチ(正確には4.9インチ)と大きいです。
しかもKitkatではホームスクリーンでナビゲーションバーなどが透明になるのでより画面のサイズを感じやすくなっています。

画面サイズが大きいと言えば気になるのは指が届くのかということですが、
片手打ちは殆ど無理。慣れれば行けるかも知れませんが、今の段階では上部方向だけでなく左右反対側のボタンへ指を伸ばすのもかなり大変。
基本的にタブレットと同様に両手で使うスタイルになりそう。

画面はGalaxyNexusの315ppiやiPhone5sの330ppiを圧倒する441ppiで流石に繊細感が違います。
ppiはこれ以上上げても見分けが付かず、スペック競争だけに過ぎないという説もありますが私はppiの向上にはまだ可能性があると思っています。
スーパーハイビジョンの映像(いわゆる8K)を見たときは一瞬でも気を抜くと脳が物体と認識してしまい、不思議な立体感と非常に高い臨場感を得ることが出来ました。
まさに網膜が騙される経験で、AppleがiPhone4のディスプレイをRetinaディスプレイと名付けたときにはこの不思議な臨場感を体感できるのでは、ととても期待したのですが残念ながらそのレベルには達していませんでした。
Nexus5もまだそこまではたどり着いていません。
しかしYouTubeでFullHDの映像を見たときに一瞬、物体を感じ、立体に見え網膜が騙される本当のRetinaディスプレイの領域へ一歩踏み出した様に感じました。
この経験は民生品では初めてです。
ドットのサイズを比較するためにNEX-5Nで撮影してみました。ほぼ同じ距離で撮ったiPodTouchのRetinaディスプレイと比較してみます。
上がNexus5 下がiPodTouchのRetinaディスプレイモデル
ドットがより細かくなって殆ど識別できなくなっています。
それに合わせて文字のフォントもよりリッチになり、特にプの丸部分においてその差が顕著です。
iPhone4のRetina文字も登場当初は相当リッチに感じたのですが今見ると時代を感じてしまいます。(それ以前の文字はもはやブかプかを識別するのも困難でした)


ppiが細かくなったことにより解像度のグループはxhdpiからxxhdpiへと移行しました。
このため、アイコン類は96x96から144x144へと1.8倍となり、実サイズもGalaxyNexusより大きくなっています。
密度感と実サイズが増えたおかげでアイコンの存在感は体感2倍増しくらいになりました。
今まで以上にアイコンに力を入れないと行けなさそうです。
アプリを使っているとxxhdpiに対応していないアプリも多々ありました。
xxhdpi非対応のアプリを提供している人はRetinaMacで普通サイトを見たときのようなぼやけ感が出るので至急対応した方が良いかと思います。

白の発色も俄然良くなりました。
GalaxyNexusは製品不良レベルで白の発色が悪く、そもそもそういうことをきにしちゃ行けない製品なんだと自分に言い聞かせる必要がありましたが、Nexus5はちゃんと白が出ます。
iPhoneと同レベルと言っていいかと思います

スピーカー

GalaxyNexusの内蔵スピーカーは良くも悪くも内蔵スピーカーでしかなくて音楽を楽しむと言うよりは、音楽がなっていることを確認できると言うレベルでしたが、Nexus5は内蔵スピーカーのクオリティがかなり上がっていて音割れも少なくなっています。
高音質とは言わないにせよ、安物のPC用アクティブスピーカーレベルの音は奏でてくれて音楽を楽しめるレベルになっています。
スピーカーの位置も背面から底面に移り手でスピーカーを塞いでしまうことが無くなりました。


発熱

発熱は多少抑えられているようです。
長時間Webをやるとほんのりとしてきますが、それ以外の場ではあまり熱を感じることはありませんでした。
サイズのおかげか廃熱効果も良いようで割とすぐに熱が引きます。

価格

Nexus5最大の魅力と言っていいかも、SIMロックリー、回線縛り無しで4万円からです。
殆どのスマートフォンの半額という驚異の価格。
それも決してスペックをけちった上での価格ではなく(細部の質感の問題はあれど)最新のハイスペックスマートフォンに比類するスペックでこの値段。
この値段ならメインでキャリアケータイを使い、試しにNexus5を使うというのも現実的かと思います。

トータル

いかんせんまだmicroSIMも用意していない状態でいくつかのアプリを試しただけなので確かなことは言えませんが、
この製品を日常に使いこなせるかどうかは両手操作を前提とできるかどうかに大きく関わっているように思います。
もともと、ギャラネクを操作するときから両手操作がメインになっていたので私はすんなりと行けましたが、片手でつり革を持ち、もう片方でスマートフォンを操作するというようなスタイルで通勤している人にとってこの端末は使い物にならない。
その意味でこれはタブレットのように使うスマートフォン、ファブレットの一種と考えた方が良いかと。
端末を使うときはそれなりに腰を落ち着けて両手でさぁ使うぞと使う必要があります。
その意味ではスマートウォッチとの相性が良いのかもしれません。

そこで気になるのがNexusから抜けている「スマートフォン」の存在。
そろそろNexus3のような機種が出てきても良いんじゃないかと思うのですが

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